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Daiki side
涼介が立ち上がった際に机の上からポーチのようなものが落ちた。
涼介に声をかけたけど こちらには気づかなかったから俺が拾うと ポーチのファスナーが少し開いていたため 中身を少し落としてしまった。
なにこれ、薬？
最初は風邪でも引いてたのかな なんて思ったけど 薬を見ると 風邪薬なんかの量と比にならないくらいの薬が入っていたし 何より 「発作止め」と書いた薬があるのを見てしまった。
俺は 医療関係のことなんて全然わからないけど 瞬間的に 涼介がどこか悪いってことくらいはわかった。
今思えば 涼介はお弁当を食べ終わったあと 必ずトイレに行く。
…それは、薬を飲むためってこと？
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涼介が秘密にしていることなのに 俺は知ってしまった。どうしよう、と焦っていると 廊下から涼介と裕翔の声が聞こえてきた。
はっ、と我に返り 俺は急いで涼介のポーチを涼介の鞄の中に入れた。
大貴「おかえり〜」
裕翔「ただいま〜。ごめんね 購買混んでて遅くなっちゃった。」
大貴「いいよいいよ 気にしないで。」
なるべくいつも通りを装って2人に接した。
涼介「そういえばさ 今日俺らオフになったんだよね。慧が補習らしくて。」
大貴「え、そうなんだ！なんか久しぶりだね。」
今日 Emmaはオフなんだ…。
涼介が秘密にしていることを俺が勝手に知ってしまったから さっきのことは黙っていようと思っていたけど やっぱり 今日の放課後 素直に謝ろう。
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永夢(プロフ) - JUMPLOVEさん» ありがとうございます！自分でも書いてて自信があるわけではないのでそう言っていただけて嬉しいです！！これからも楽しんでいただけると嬉しいです(^^) (2020年3月24日 21時) (
レス) id: c666c18a40 (このIDを非表示/違反報告)
JUMPLOVE - すごいストーリーが好みで、本当に読んでいて楽しいです！！応援してますので、更新頑張ってください！！ (2020年3月24日 21時) (レス) id: e3c5443f13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：永夢 | 作成日時：2020年3月4日 18時
