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「今日はもう大人しく寝てろ、まだ意識戻ったばかりなんだし」
としみつは軽々と私の体を持ち上げると
そのままベットの上まで運ぶ
え、
これは所謂、お姫様抱っこというやつでは…？！
「ちょっ、としみつ大丈夫だよ。ベットくらい一人で行けるから」
「そんな身体して何言ってんだよ。いいから、黙ってろ」
う…
こういうこと平気でするからどういう反応すればいいか困るんだよなぁ
赤くなった頬を隠すように布団にもぐる
「それじゃ俺はてつや達に連絡してくるから」
そう言ってとしみつは部屋を出て行った
さっきまで大泣きしていたことを思い出して
途端に恥ずかしくなる
本音で話し合えたのはいつぶりだろう…
としみつ以外に好きな人なんていないと思えるほど
一緒に居ると、こんなにも幸せな気持ちになれる
この気持ちに嘘なんてない
それなのに─────
“A”
私の名前を呼ぶあの人＿＿＿てつやの声が頭から離れない
思い返せば君は私が辛い時はいつもそばにいてくれた
例え自分を犠牲にしてでも私のことを最優先して
私が道を踏み外しそうな時は厳しい言葉をかけてでも正してくれた
そんな君のことをさっきから思い出しては
今、会いたいと思っている
朦朧とする意識のなかで最後に見た
君が目に涙を浮かべながら泣くのを堪えている姿が
今も頭に残っている
必死に、私を助けようとしてくれていた
…なんで君は私のためにそこまでしてくれるの？
それだけが私の頭の中をぐるぐると支配していた
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蛍(プロフ) - アリスさん» ありがとうございます😭 これから少しづつ更新できるように頑張ります！ (2023年3月10日 20時) (
レス) id: e89e3b6ebf (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 私なんなら、長編作結構好きなのでありがたいです笑これからも無理せず更新していってください！ (2023年3月10日 11時) (レス) @page28 id: 9417752f32 (このIDを非表示/違反報告)
蛍(プロフ) - 理々杏さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます! 少しづつですが、完結できるように執筆を続けたいと思ってます (2023年3月9日 10時) (レス) id: e89e3b6ebf (このIDを非表示/違反報告)
理々杏(プロフ) - はじめまして！いつも楽しみに読ませてもらってます〇無理に続けて欲しいとは言えませんが良ければこれからも蛍さんの紡ぐ物語が見れたら嬉しいです〇ずっと応援してます。長くなっても遅くなっても待ってます〇 (2023年3月9日 3時) (レス) @page28 id: 90f7b4cec9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蛍 x他1人 | 作成日時：2022年10月3日 16時
