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慧side
雑誌の撮影の合間、俺達は楽屋で待機する
...はずだった
他のメンバーは楽屋で待機らしいけど、俺だけスタッフに呼び出され、今は楽屋から少し離れた会議室にいる
仕事の打ち合わせかな?
そう思ってた
でも、ここにはスタッフの近藤さんと俺だけしかいない
打ち合わせならマネージャーも居るはずなのに何故かいない
すると、近藤さんが口を開いた
近「お前さ、仕事のときくらいちゃんとやれよ。いつもテキトーなことしか言わないし、行動だってふざけてるし、ムカつくんだよ。」
びっくりした
いきなり俺に対する不満?を言ってきて
別に俺は仕事をテキトーにやってる訳ではない
っていうか、テレビとかで笑いを誘うためにゆる〜い発言してるだけじゃん、え?だめなの?
ちゃんとする時は真面目にやってるじゃん
最初は心の中でそう思えるくらい強気だった
すると、近藤さんが話を続けた
近「メンバーからも必要とされてないのに、Hey!Say!JUMPとしてやっていく意味無いじゃん。それなのに、何でジャニーズ辞めないのかな」
.........へ?
何を言い出すかと思えばそういうこと
──メンバーから必要とされてない
近藤さんが言っただけの言葉とはいえ、なんか引っかかる
本当に俺は必要とされているのかな
ダメだ ダメだ
つい、ネガティブなことを考えてた
近「おい!聞いてるのか!俺が真面目に話しているのに考え事か、、、そんな呑気なことしてる場合じゃないのにな ニヤリ」
__________楽しみにしてるよ、お前がお前じゃなくなる時を___________
ゾクッとした
最後に意味深な言葉を残して近藤さんは会議室から出ていった
一体なにを伝えたかったのかな?
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作者名:ぽっぷこーん | 作成日時:2017年9月21日 0時