俺の日常は... (ページ26)

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宏太side

2日後、リトラの収録があった

丁度伊野尾以外のメンバーと話したいことがあったから楽屋で話そうかな

収録の日、いつもより早目に楽屋に着いた

案の定、楽屋には誰も居なかった

しばらくすると裕翔、圭人、雄也が入ってきた

宏「おはよぉー」

雄、裕、圭「おはよぉー」

宏、雄「あのさ、」

雄「先に言っていいよ。」

宏「分かった。あのさ、伊野尾のことなんだけど、やっぱり手紙を書いた人を探したい。俺達、今年で10周年なのにこんなことしてたらいい年にならない。みんなであの頃の日常を取り戻したい。もちろん、みんな忙しいから難しいのは分かってる。だけど、出来る限りやりたい。どう思う？」

圭「俺も同じことを言おうと思ってた。だけど、犯人が身近の人だったらって思うと探すのが怖かった。でも、いつまでもこういうことをする方が辛いし、絶対に後で後悔する。」

裕「だよな。
あっ！伊野ちゃんが来たかも！どうする？
とりあえず、無視する？」

宏、雄、裕「うん」

ｶﾞﾁｬｯ

慧「お、おはよう」

宏、裕、雄、圭「・・・・・・」

慧「…ｯ」

伊野尾、、、ごめん
俺達はこうするしかないんだ

しばらく不穏な空気が流れていたが、次々と他のメンバーが楽屋に入ってきた

・・・・相変わらず、有岡は遅刻

そしてこっちも相変わらず、光がイライラしてる

他のみんなは楽屋の柔らかいソファーに座って談笑してる

伊野尾は………
すみっこでみんなのほうをぼーっと見ていた

それはとても悲しそうで泣きそうな表情で…

どれだけ俺達が伊野尾を傷つけてるのか実感した

そして、絶対に変えようという気持ちでいっぱいになった