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慧side
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こんな日々がどれくらい続いただろうか
もうそろそろ肉体的にも精神的にもヤバいかも
ふとカレンダーを見ると、あれから１ヶ月も続いているのがわかった
今日も、重い体を動かして楽屋に向かう
その時、楽屋で話してるみんなの声がきこえた
扉に耳をあてて、盗み聞きする
裕「もうそろそろやめようよ、こんなの」
え？どういうこと？
圭「そうだよね、命令されたからって調子乗りすぎた」
・・・命令？
侑「どうしよう、いのちゃんに酷いこといっぱいしちゃった」
涼「俺もやめたいけど、やめたらどうなるか分からないし」
宏「もう、どうすればいいんだよ！」
光「それが分かんねーからみんな悩んでるじゃん！」
え...
全然、わかんないんだけど
何を悩んでるの？何を命令されてるの？
俺が知らない内に何があったの？
もう少し、会話を聞くことにした
すると、あの会議室からスタッフの近藤さんが出てくるのを見た
運悪く、目が合ってしまった
慌てて逸らすと、何故か俺のところに向かってくる近藤さん
また、不満を言われるのか
そう思うと、とても気持ちが沈んだ
近「伊野尾か。久しぶりだな。そういえば、まだジャニーズ辞めてないんだ。そろそろ辞めなよ。」
この人、廊下で普通に行ってきた
誰にきかれてもおかしくないのに、よく言えるな、こんなこと
慧「あの、俺は辞める気無いですよ。誰かに言われて辞めようと思えるようなことを今までしてきた訳じゃない。それに、Hey!Say!JUMPという最高の仲間もいるんだから、これからも9人で頑張っていくつもりです。」
近「お前、本当にあいつらのことを仲間だと思ってるか？」
……なんで？まさか、近藤さんは知ってるの？
俺がいじめられているということを──
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作者名：ぽっぷこーん | 作成日時：2017年9月21日 0時
