隠し事 .大和守 ページ6
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『ただいまー！』
静かな本丸に、大きな声が響く。
縁側に腰をかけて桜を見ていると、遠征部隊が帰ってきたようだ。
先程までの静かさは何処へやら、今は賑わっている。
さて、出迎えに行きますか！と思い縁側から離れ玄関に向かおうとすると前から人が歩いてきた。
その人物は私を見たあと、ゆっくりと歩いてこちらに向かってきた。
大和守｢骨喰、ただいま。｣
｢...あぁ。おかえり｣
＿＿＿そう、大和守だ。
疲れていないか？と聞くと、｢うーん。まぁまぁ疲れたかな。｣と苦笑いを浮かべた。
｢そうか...｣
私はそう言ってから｢ちょっと待っててくれ｣と大和守に言い、厨からお茶と和菓子を2個取って戻ってきた。
その後、大和守にお茶とお菓子を渡し、｢お疲れ様｣と言葉をかけると｢ありがとう｣と微笑んでくれた。
｢やっぱり、疲れた時はお茶を飲んでのんびりはするのが良い｣
大和守｢なんか鶯丸みたいな事言うね。｣
私がそう言うと大和守はそう返してきた。
うーん。思ってたことを言っただけなんだけどなぁ。
もしかしたら鶯丸と考えてることが似ているのかも...？
私が鶯丸に成り代わってたら違和感ないだろうな。←
などと考えていると大和守は和菓子を食べ、｢美味しいね。これ｣と満面の笑みを浮かべていた。
...なんだろう。この、胸を打たれた感は。
今の笑顔、どストライクだったな...と思いながら｢そうだな｣と返し、和菓子を食べる。
平常心、平常心...と呪文を唱えるように心の中で考えていると｢ねぇ、骨喰｣と声をかけてきた。
｢なんだ？｣と声をかけ大和守の方を見るといきなり抱きしめてきた。
すると、私の体は動かなくなった。
代わりに、頭の中がフル回転する。
えっ？大和守いきなりどうしたの？私何かやったっけ？って言うか今抱きつかれたら私フリーズする可能性があるんだけどどうしてくれるんですか？今は何とか体だけで済んでるけど、おーい！
などと考えていると大和守が小さく何かを呟いた。
その後すぐに｢いきなりごめんね｣と謝り、私から離れた。
｢いや、いいんだが...さっき何を呟いたんだ？｣
私がそう聞くと｢うん？なんの事？｣と気の抜けた声で聞き返してきた。
｢...何もないのなら、いいんだ｣
私はこの時、大和守は何かを隠している、と思った。
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大和守｢＿＿＿＿...。｣
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アイチ - ありがとうございました！！凄く良かったです(*>∀<*) (2019年2月12日 0時) (
レス) id: 3b90f32177 (このIDを非表示/違反報告)
みほ(プロフ) - アイチさん» アイチさん！リクエストありがとうございます！いち兄との絡みを書かせていただきました。お気に召さなければなんなりとお申し付けください！ (2019年2月11日 13時) (レス) id: b0af25d81b (このIDを非表示/違反報告)
アイチ - リクエストしても良いでしょうか？一兄との絡みが見てみたいです！！ (2019年2月7日 10時) (レス) id: 3b90f32177 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みほ | 作成日時：2018年10月29日 16時
