教えて .加州 ページ5
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加州｢骨喰、入るよ？｣
暇なので粟田口部屋で本を読んでいると加州が中に入ってきた。
私は読んでいた本に栞をし、閉じた。
｢...どうしたんだ？｣
私がそう聞くと加州はにこっと笑い｢今日のおやつ、持ってきた！｣と言ってドーナツの入った皿を渡してきた。
わざわざ持ってきてくれたんだな、と思い｢ありがとう｣とお礼を言ってから一口食べる。
美味しいな、と思いながら食べていると顔に出ていたのか｢やっぱりこのドーナツ美味しいよね｣と笑いながら言ってきた。
｢あぁ。...やっぱり分かりやすいか？｣
皆によく言われる。と言うと｢うん。結構分かりやすいね｣と言いながら私の髪を弄り始めた。
やっぱりか...どうすれば骨喰みたいに無表情を貫けるかな...
と腕を組みながら考えていると加州が話しかけてきた。
加州｢俺は可愛いと思うよ？｣
表情がころころ変わるって見てて楽しくなるし。と私の髪を括りながら言う加州。
そういうものなのだろうか...と思いながらまた考えていると、｢出来たっ！｣と清光は言い、私に鏡を渡してきた。
早いな、と思いながら鏡を見ると可愛くアレンジしてあった。
骨喰の髪、そんなに長くないのに凄いな。と思いながら見ていると｢...ねえ、骨喰｣と深刻そうな声で加州が話しかけてきた。
｢なんだ？｣
加州｢突然なんだけど...俺の事、どう思ってる？｣
｢...手先が器用で優しい。｣
私が髪の毛を触りながら言うと、｢そういう事じゃなくて...｣と言いずらそうに黙ってしまった。
えっ？私、変なこと言っちゃったかな...！？と焦り考えていると、加州が絞り出したような声で言った。
加州｢...もしも、俺が、好きだって言ったら...どうする？｣
この言葉で思考停止。
...加州が私のことを好きって言ったら？
そんなの...
｢言われてみないと分からない｣
...もしもじゃなく、ちゃんと言って欲しい。
そうじゃないと、私も答えが出せないよ。
そう思いながら加州の目を見ると苦笑いをしてから、｢...分かった。｣と言い、深呼吸をした。
加州｢...骨喰がこの本丸に来た時から好きだった。
一目惚れしちゃって、それからずっと思ってた。
...俺と、付き合ってくれますか？｣
清光は真剣な目をして私を捉えていた。
言ってくれたんだから、私も答えないと。
そう思い私は口を開く。
｢...よろしくお願いします｣
この日、私と加州は恋仲になった。
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アイチ - ありがとうございました！！凄く良かったです(*>∀<*) (2019年2月12日 0時) (
レス) id: 3b90f32177 (このIDを非表示/違反報告)
みほ(プロフ) - アイチさん» アイチさん！リクエストありがとうございます！いち兄との絡みを書かせていただきました。お気に召さなければなんなりとお申し付けください！ (2019年2月11日 13時) (レス) id: b0af25d81b (このIDを非表示/違反報告)
アイチ - リクエストしても良いでしょうか？一兄との絡みが見てみたいです！！ (2019年2月7日 10時) (レス) id: 3b90f32177 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みほ | 作成日時：2018年10月29日 16時
