亀吉を探せ .浦島虎徹＋a ページ12
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浦島｢ばみちゃーん！｣
私が縁側で日向ぼっこをしているとバタバタと焦った様子で浦島がやってきた。
｢...どうしたんだ？｣
焦っている浦島とは裏腹に私は淡々と答える。
浦島｢あのね、亀吉がいなくなったんだ！｣
見かけてない？もう何処に行ったんだろう...
そう言う浦島を横目に亀吉を見かけたか記憶を探る。
｢...すまないが、見かけていない｣
私の言葉を聞いて明らかに落ち込んでしまった浦島の頭を撫でる。
すると、浦島は小さな声を零した。
浦島｢...亀吉......って落ち込んでいる暇はない！｣
亀吉を探してくるね！と私から離れていこうとする浦島に声を掛ける。
｢...私も手伝おう｣
大変そうだからな。
そう言うと浦島は｢本当！？｣と嬉しそうに微笑んだ。
それから探す範囲を決めて二人で手分けして探した。
広間、厨、風呂場、厠、廊下、屋根裏、各刀派の部屋、審神者部屋...。
どこを探しても、亀吉はいなかった。
結局、先程私がいた縁側に戻ってきた。
浦島｢...亀吉...どこに行ったんだろう...｣
探せるところは探したのに...
縁側に座りながら泣きそうになる浦島の頭をまた撫でながら、他に探していないところがないか考える。
本丸内はもう探し尽くした...他にいる場所なんて...。
｢...あった。｣
もう探していないのは彼処しか...。
そう思いながら勢いよく立つと浦島は驚いた声を出した。
ごめんね、驚かすつもりはなかったんだ...。
なんというか...条件反射というか...？
と思いながらすまない、と謝る。
浦島は大丈夫！と言いながら私に疑問を投げかけた。
浦島｢それで、『あった。』って言ってたけど何のこと？｣
もしかして亀吉のこと！？と目を輝かせながら言う浦島。
｢あぁ。｣
そう言いながら浦島の手を取りある場所へ向かった。
浦島｢あっ！亀吉ーっ！｣
浦島は亀吉を見つけ、駆け寄る。
...ここは、縁側の近くの庭。
探していないところは、此処しかない。
どうやら此処が正解だったらしい。
私はそう思いながら浦島と亀吉を見ながら、密かに微笑んだ。
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浦島はオチ投票で0票だったので恋愛要素はなしです...。
ほのぼのした雰囲気を味わって貰えたら嬉しいです。
...これで一通りの刀の話は書き終えました。
それで、ここからはリクエスト制にしようと思います。
皆様ばんばんリクエストしてくださいね。
して欲しいこと .一期 ＊ﾘｸｴｽﾄ→←小さいけど .太鼓鐘
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アイチ - ありがとうございました！！凄く良かったです(*>∀<*) (2019年2月12日 0時) (
レス) id: 3b90f32177 (このIDを非表示/違反報告)
みほ(プロフ) - アイチさん» アイチさん！リクエストありがとうございます！いち兄との絡みを書かせていただきました。お気に召さなければなんなりとお申し付けください！ (2019年2月11日 13時) (レス) id: b0af25d81b (このIDを非表示/違反報告)
アイチ - リクエストしても良いでしょうか？一兄との絡みが見てみたいです！！ (2019年2月7日 10時) (レス) id: 3b90f32177 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みほ | 作成日時：2018年10月29日 16時
