小さいけど .太鼓鐘 ページ11
.
ｶｷﾝｯ
ﾊﾞｷｯ
沢山の音が聞こえる。
『戦闘だぁ…っ！』
...そう、ここは戦場。
死と隣り合わせの場所に、私はいる。
何故かと言うと...
...
創｢今から、皆には演練に行ってもらう！｣
いきなり、主さんに呼び出されたと思ったら、これまたいきなり演練の話になった。
何故だと思い話を聞くと、最近ドタバタしていて演練に行っていなかった。
そうしたら政府の役人さんが演練に来い！と言いに来た。
...
そして、演練に行くメンバーに私が選ばれた...という訳だ。
あー、嫌だな〜...なんで元人間を戦場に出すんだ。
怖くて仕方が無いわ！と思っていたら敵の鯰尾がこちらに向かってきた。
鯰尾｢兄弟、戦わないと俺が倒しちゃうよ？｣
そう言い、私に向かって刀を振り下ろす。
が、私もそう簡単に殺られたくないので受け止める。
｢...分かっている。少しぼうっとしていただけだ。｣
そう言い、反撃をする。
｢...流石だな、兄弟。｣
鯰尾｢そっちこそ！｣
とは言ってみたものの...やはり男と女の体格差のせいで、少し押されている。
何とか対応するが、隙が出来てしまいそこを兄弟に責められる。
鯰尾｢...これで最後だ！｣
｢...っ！｣
兄弟はそう言い、私に刀を振り下ろした。
＿＿＿...あぁ、負ける。
覚悟をし、目を閉じる。...が、痛みはない。
恐る恐る目を開けてみると、そこには貞ちゃんの姿が。
太鼓｢ばみちゃん！大丈夫か！？｣
｢...あぁ。貞ちゃんのお陰で無事だ。｣
私の言葉を聞くと、貞ちゃんから安堵の声が聞こえた。
太鼓｢...はぁ〜...。良かったぜ...ふと見るとばみちゃんが殺られかけてたから...｣
助けれて良かった...と微笑んでくれる貞ちゃん。
...本当に伊達組ってカッコイイ
短刀である貞ちゃんもこのかっこよさだよ...。もう惚れる...
と思っていると貞ちゃんが｢あっ！｣と声を発した。
なんだろう？と思い貞ちゃんを見ていると貞ちゃんは私にこう告げた。
太鼓｢もう演練が終了したみたいだ！ばみちゃん、戻ろうぜ！｣
そう言い、私に手を差し伸べる貞ちゃん。
私はその手を取り、貞ちゃんの隣を歩いた。
すると急に貞ちゃんが私の名前を呼んだ。
なんだろうと思いそちらを見る。
太鼓｢ばみちゃんは俺が守るからな！｣
なんですか貞ちゃん...
いきなりは心臓に悪いよ...
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アイチ - ありがとうございました！！凄く良かったです(*>∀<*) (2019年2月12日 0時) (
レス) id: 3b90f32177 (このIDを非表示/違反報告)
みほ(プロフ) - アイチさん» アイチさん！リクエストありがとうございます！いち兄との絡みを書かせていただきました。お気に召さなければなんなりとお申し付けください！ (2019年2月11日 13時) (レス) id: b0af25d81b (このIDを非表示/違反報告)
アイチ - リクエストしても良いでしょうか？一兄との絡みが見てみたいです！！ (2019年2月7日 10時) (レス) id: 3b90f32177 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みほ | 作成日時：2018年10月29日 16時
