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☆19 ページ20

手越side


告ってから俺はもぬけの殻状態らしい



慶:手越、大丈夫?


本気で慶ちゃんを心配させてしまっている


慶:諦めたくないんならそれでいい。けど、諦めないってことが手越が苦しむ理由にはして欲しくない。苦しいのならちゃんと頼ってほしい


俺の目を見て一つ一つゆっくり言葉にしていく慶ちゃん



優しいな



そういうとこが



俺大好きだよ。



本気で自分の事じゃなくても心配してくれる人




俺はただ
手:うん。ありがとう。




これに対してはこの一言しか言えない




────────────


その帰り道





いつもと同じ帰り道のはずだった



手:...ッ!






遠くに

Aちゃんときっと彼氏であるだろう男の人の姿が視界に入る




自然と足が早くなる





見るだけで悔しかったのに





2人で歩いている姿なんて見たくなかったのに






現実だと認めたくなかったのに









《諦めないってことが手越が苦しむ理由にはして欲しくない》




慶ちゃん















やっぱり辞めたい








諦めたい









辛いよ







苦しい









なんで失恋してからも苦しまなちゃダメなんだよ...

☆20→←☆18



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設定タグ:手越祐也/小山慶一郎 , 夏恋 , 喫茶店   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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作者名:歌うからくりピエロ | 作成日時:2017年3月1日 9時

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