俺が欲しいって言わせるまで【ブルーロック】

同窓会 ページ1

「今日は白宝高校同窓会に集まってくれてありがとう。二次会も用意してるから料理もシャンパンも遠慮なく堪能してくれよな」







時の流れってあっという間だ。
ついこないだまで高校生だった私も「同窓会」に集まる歳になってしまった




「よ、A。元気してたか？」




ー御影玲王主催の白宝高校同窓会ー




数週間前に招待状が届いてた。
さすが玲王。元々お金持ちの上に今じゃプロサッカー選手かぁ



白宝高校出身の今や注目の的の
プロサッカー選手「御影玲王」
トークもできて容姿も良い玲王はテレビの引っ張りだこ。



23歳は四大なら卒業してるし、大学院に進む人はまだ大学生だけど大体の人は就職して自分の夢叶えて、早い人は結婚して子供産んでて




私はと言うと夢は……叶った……と言っていいのかな。
結婚なんてしてないし、絶賛一人暮らし。









「元気だったよ。玲王こそプロサッカー選手なんて凄いね。LINEニュースになってたよ」


「見た？俺のスーパーアシスト、決まってたろ」


「ごめん、テレビ最近見れてないんだ」


「Aこそどうなんだよ仕事は」


「私はそんな、まだまだだよ」









こんな話する歳になったんだ、と考え深いものがある。
みんな高校の時よりもオシャレでなんだか大人って感じ
だけど中身は全然変わってないようだ。
面白くてなんだか嬉しい




「A、元気してた！？」

「若手女優って最近テレビ出てたよな！？端っこで！」




私は若手女優としてちょくちょく演技のお仕事や番組のゲストてしてテレビに出るようになっていた。
とは言っても演技では脇役だし、ゲストは数合わせだし
夢を叶えた、とまでは行かないけどもっともっとこれからどんどん頑張っていきたい





同窓会のプログラムは順調に進み、玲王が用意してくれたビンゴ大会やクイズで大盛り上がり。そして二次会へ







「明日はええ奴は帰っていいからなー無理するなよー」


「そういう玲王は明日試合じゃないの？」


「いーのいーの、俺は。凪がなんとかしてくれるし」











凪 誠士郎。




今や玲王と同じ白宝高校出身のプロサッカー選手。
玲王と同じチームで活躍中の人気選手。






そんな凪くんの話をしている時、LINEが1通、続けてもう一通

前よりもっと可愛くなってた→

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