◎ 数原カップルの日常

◎ ピクニック ページ8

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◎ 『ぴくにっく』 ♡









休日の朝に 一本の電話





(( もしもし！A！))

『あ〜お姉ちゃん どうしたの？』

(( 突然なんだけど翔預かってくれない？))

『翔くん！？いいよ！♡』









龍友くんが口パクで (しょうくん？)




って言ってるのを見ながら
お姉ちゃんの電話に応える









『わかった 龍友くんと迎えに行くね』









「え、なに 誰をどこになんで？」





質問攻め 笑









『お姉ちゃんが今日同窓会らしくって
旦那さんは出張みたいだから』

''私が預かることになった''









「ほーなるほど 着替えるわ」









あら？ぶるちゃん案外乗り気じゃん









まだ朝の10時







姉「翔 ちゃんとAと龍友くんの言うこと聞いてね」


翔「.....ん」









甥っ子はまだ２歳になったばっかり









''じゃあ宜しくね''



「はい！楽しんできてください！」









龍友くんが車を出す









翔くんは私の胸の上にしがみついてる









「随分とAにべったりやんか」



『ママいなくて寂しい？』

翔「......ん」









''小さい玲於やな 笑''



確かに初めは塩っぽいね

ただ寂しいだけだと思うけど









家について車を停めてから外に出ると









「おいでや」





龍友くんが翔くんに手を差し伸べる









あんなに龍友くんの顔見て怯えてたのに






「ほれきた〜 翔くんかわええな」









ぶるちゃんもご機嫌だ

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