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女子に囲まれ真ん中を歩いているのは校内の王子様的存在に置かれている4人組だ。彼らは幼馴染らしく、常に一緒にいるから余計目立つ。顔のいい集団はどうしても注目の的にされるんだろう。

ちなみに、茶髪で1番小柄な人が、浦田 渉先輩。

目の下にホクロのある人が、月崎 志麻先輩。

赤髪の元気そうな人が、坂田 悠くん。

金髪の1番背が高い人が、折原 千羅くん。


正直言って私は、私たちは、この王子たちにまるで興味がない。面倒ごとに巻き込まれるのもごめんなので、できるだけ関わりたくないとも思ってる。

貴(ちょっと顔のいい、ただの同級生と先輩なのに...、何がそんなにいいんだろ)
ぼーっとそんなことを考えていると美蘭に呼ばれた。

美「A?早く教室行こ」

貴「あ、うん」
私たちは女子たちの黄色い声を背に教室へと向かった。

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設定タグ:浦島坂田船 , となりの坂田。 , センラ   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:雛菊 | 作成日時:2022年2月8日 22時

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