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「広臣さん」
臣「ん?どうした?」
一緒に住むようになってから1週間
広臣さんと呼ぶようになった
登坂さんと呼び方は嫌だと言われた
しつこいから広臣さんと呼ぶ
「今日はバーのバイトがあるので帰り遅いので」
臣「何時迎えいくよ」
最近やたらと過保護な広臣さん
あのアパートを見てからだ
アパートはすぐさま解約させられ
服以外は殆ど捨てることになった
と言っても家具なんてなかったから捨てるものなんてそんなになかったけど
バーのバイトも辞めて学生に専念しろと言われたけど突然辞めるのはゆーじさんにも迷惑もかかるし全てお世話になるのは嫌だからと言ってた続けさせて貰うことはなんとか出来た
「広臣さん仕事でしょ?別に大丈夫だよ」
臣「その時間には終わってるから、、飲みたいし」
まあそういう事なら
「わかりました」
敬語も煩わしいから良いよとも言われたけどそんな簡単に崩せるわけもなく敬語の言葉
「じゃあ学校に行ってきます」
臣「いってらっしゃい」
寝起きの広臣さんは私を玄関で見送ってくれる
"いってきます"
はがゆい言葉だ
あの家にいた時でさえこんな言葉は言った記憶はあまりに遠く
ましてやいってらっしゃいなんて言葉を聞くというのはそれさえ恥ずかしい
いや、、、嬉しい言葉だ
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erin(プロフ) - Koiruneiroさん» ありがとうございます!とても嬉しいコメントで書いてて良かったなって思いました!最後まで良かったら読んでくどさい(・∀・) (2017年11月28日 23時) (レス) id: 3e52b66fdd (このIDを非表示/違反報告)
Koiruneiro(プロフ) - はじめまして。読み進めていくうちに、どハマリし。今日の更新で切なくなり。。。ずーっと、悶々しております。素敵な作品を思い描いて、言葉に文にしてくれてありがとうございます(´・ω・)(´_ _)♪更新大変かと思いますが、頑張って下さい(。-人-。) (2017年11月26日 13時) (レス) id: a2840c445d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:erin | 作成日時:2017年11月9日 21時