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なんでこの人は私に構うのだろう





イケメンで芸能人で




でも私の時間を買うってことは、、まあやるってことだよね






着替えを済ませて裏の出口から出ると夜なのにサングラスして




臣「おせーよ、、寒い」




「すいません、、、」





顔を半分服に埋める彼は本当に寒そうだった





これでも急いで来たと思うけど





臣「ほら行くぞ」





きっと芸能人だから高そうなホテルに連れてってくれるだろう




タクシーに乗ってついた場所はホテルなんかじゃなくて海浜公園





冬の空気が澄んでいて奥にはビルの光でイルミネーションのように綺麗に見える




「うわ、、綺麗、、、」





臣「だろ?ここ俺のお気に入りの場所、、なに?もしかしてホテル行くとかでも思った?」





私は思わず頷く




臣「ふっ、、俺はガキは抱かない趣味なんでね、、そんなお金で買うほど困ってもねーしな」




「じゃあなんでここに?」





臣「わかんない、、一回も笑わないから、ガキなんだから笑えよ」





「ガキガキってね!私はガキなんかじゃない」




臣「A、、、さっきみたいに綺麗だって素直に喜べよ」




「そんな事言われたら喜べないっつーの」




臣「ははっ笑、、だな笑」








「ありがとうございます」





臣「別にお礼言われる事なんてしてないよ、俺がしたいって勝手に連れ回しただけだから」




この人は言葉はぶっきらぼうだけどとても優しい人なんだなと思った





こんな見ず知らずの私をお気に入りの場所に連れてきてくらるんだもん




私は自分の巻いていたマフラーをとり登坂さんの首につける




「寒そうなんでこれどうぞ」




臣「ありがとう、、、お前は?寒くないの?」





「私結構暑がりなんで大丈夫ですよ」





臣「子供は風の子って言うしな」





また子供扱いして、、、





「そうですよ、、ピチピチなんでね」




どれくらいこの場所にいたんだろう




そこから動かない私を登坂さんはずっと待っていてくれた




「すいません何時も、、、」





臣「そろそろ寒さ限界、また連れてきてやるから今日は帰るぞ」





そう言って私の前を歩く貴方は私のペースに合わせゆっくり歩いてくれる






タクシーを捕まえて私をのせると




臣「これタクシー代な」




と言って私にタクシー代と本当に5万円を渡してくれた





良いのだろうか、、私に付き合わせたようなものなのに




こんな私に5万を貰う価値なんてないのに

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erin(プロフ) - Koiruneiroさん» ありがとうございます!とても嬉しいコメントで書いてて良かったなって思いました!最後まで良かったら読んでくどさい(・∀・) (2017年11月28日 23時) (レス) id: 3e52b66fdd (このIDを非表示/違反報告)
Koiruneiro(プロフ) - はじめまして。読み進めていくうちに、どハマリし。今日の更新で切なくなり。。。ずーっと、悶々しております。素敵な作品を思い描いて、言葉に文にしてくれてありがとうございます(´・ω・)(´_ _)♪更新大変かと思いますが、頑張って下さい(。-人-。) (2017年11月26日 13時) (レス) id: a2840c445d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:erin | 作成日時:2017年11月9日 21時

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