愛おしい私の狼さん、2 (ページ7)

今日:8 hit、昨日:0 hit、合計:181,869 hit

ep57 ページ7

隆「ねぇねぇ」

「はい？」

隆「臣に何か言った？」

私、、何か言ったっけ？

「んー言ってないと思うけど」

隆「最近臣がクラスの女子達と話すから」

「、、それは当たり前なのでは？」

岩「当たり前じゃねぇから」

私の頭はハテナマークでいっぱいだ

岩「つうかお前は良いの？」

「クラスの友達と話すのは別に問題ないけど」

隆「こりゃあダメだ」

はぁーと隆二君はため息をつき

岩「臣さんめっちゃモテるって言わなかったけ？そいつら女どもは友達になろうなんて思うってないだろ」

隆「それにあんなに話さなかった臣が話すようになってまた人気が上がっちゃったんだよねー話しかけずらいし用がないと話さなかったしみんな声かけてなかったのに」

なんと、、、

「言ったかも知れない、クラスの人なら仲良くしないとって」

岩「うわ馬鹿だなお前って」

隆「なんで今日俺が迎えに来たかわかる？」

そういえばここ最近広臣が迎えに来ることが少ない

「文化祭の準備で採寸とかして忙しいって」

広臣がそういうのやると思わなかったけど

隆「それもあるけど、、告白されまくってるからだよ」

「、、、えっ！？」

隆「まあ断ってるけどさ」

ホッ、、良かった

隆「安心してる場合じゃないから！可愛い子から告白されたら臣だってなびいちゃうかもよ？それも文化祭で雰囲気は盛り上がってて」

岩「いつもそういうのに参加しない臣さんが文化祭の手伝いするんだ」

隆「あいつが寝てる間に女子達が企んでたよ、俺は全力で逃げたけど」

「広臣も逃してあげてよ」

隆「寝る臣が悪い」

臣「やっぱりお前だったか、、」

後ろから抱きつかれふわっと包まれる

臣「遅くなってごめん」

耳元で囁かれる広臣の声に少し体温が上がる

「大丈夫！文化祭大変だね」

臣「まあ、、文化祭は普通だよ」

今の間はなんですか、、

はって、、、告白は大変ってことですか？

離れた広臣をじぃーっと見てると

臣「どうした？」

女の子と仲良くして告白されてるとは本当ですか？

「ううん、なんでもない」

そんな事聞けません

自分が仲良くしろって言っちゃったし

それに意気地なしです私は