ep43 ページ43
夜花火をしようと隆二君が用意してたと嬉しそうに大量に出してくる
臣「どこからそんなに出してきてんの?笑」
隆「みんなやりたいっしょ?」
健「よーし!!まずは俺から」
ロケット花火に手をとる
健二郎さん達は凄い盛り上がっていて私は近くの石段に腰をかける
健「Aちゃんちょっとええ?」
「はい大丈夫ですけど、、健二郎さんは花火良いんですか?」
健「隆二とエリーに負ける笑 それにちょっと話したくて、、臣に言わてAとなにかあった?って先輩やのに凄い顔してたんやで笑」
私そんな態度に出してしまってなのかな?
なんだから改まって話そうと言われると少し緊張する
健「昼間の事なんやけど、、俺な2年前に初めて本気で好きになった子がいてもうちょーアタックしてやっと付き合えたんだよ、、それで彼女とデート中事故で死んじゃったんだ」
「でも、、それは健二郎さんのせいじゃないですよね?」
健「俺のせいやねん、、俺はあの時喧嘩してなきゃ、、俺があの時手を出して助けてやれば、、、」
健二郎さんとデート中彼女とほんの些細な喧嘩をして、、
健「なんやね!別に遅刻したくらいで怒んなや」
彼女「遅刻って、、今日は特別な日じゃん、、もう良いよ」
健「なら俺もええわ」
歩き出して道を渡ろうと彼女がして彼女の元へ謝りに走ろうとした時信号無視してきた車が彼女に突っ込んでしまったんだと
健「それで、、俺は怖くて手を差し伸べられなかった、、足がすくんで、、すぐに駆け寄ったけど頭からどんどん血がでて俺の服は彼女の血で染まってた」
ゆっくりと話してくれる健二郎さん
健「それで彼女について病院に行ったら親に言われたんだ、、人殺しって、、それから彼女の葬式も墓参りも行けてへんねん」
「でも!でも今日私を助けてくれたじゃないですか」
健「それは、、体が勝手に、、目の前だったし」
「私は助かりました、健二郎さんのおかげで今こうやってみんなと花火を出来てますよ?」
健「俺があの時もっと早く引き止めたら、あの時喧嘩をしなきゃあの時遅れなきゃ、、そればっかり考えてんねん」
「私も、、私もあります、、何度もあの時ってでももう過去には戻れないんです、、だから今健二郎さんは生きてるんですから!後悔のないようにしませんか?」
健「だから言うてるやろ後悔しかないって」
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作者名:erin | 作成日時:2018年2月11日 23時