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ep34 ページ34

朝の登校前





私は西園寺さんを待っていた







西園寺「うわ、、朝からなに?」




「お願いします、エリー君をこれ以上利用して傷つけないでください、、悲しませないで」




西園寺「だから私は言い寄られてるだけ!興味ないし!利用するもあっちも良い思いさせてあげてるんだから登坂君に会うくらいのご褒美貰わなくちゃ」



髪の毛をくるくると指で巻いてるダルそうにしてる西園寺さん




「そんな人広臣は好きにならない!人を利用するような人にエリー君は勿体ないっ」





西園寺「あんた何様?広臣って彼女ヅラで呼んでくれてるけど」



「彼女ヅラって、、私はこれでも広臣と付き合ってます」




西園寺「はぁー!?調子のんないでよっ!あんたみたいな地味でブスを相手にするわけないでしょ?」



男「おっ櫻子じゃん?なにこの子地味な子」



女「あーうちのクラスの地味子ちゃん」




西園寺さんの友達と知り合いなんだろうかゾロゾロと男の人が何人か集まる




西園寺「言いがかりつけてくるのこの女が」




男「櫻子になんか文句あんの?」



「もうエリー君には近づかないで」





西園寺「じゃああんたも登坂君に近寄らないでくれない?」



「、、、それは無理です」




西園寺「はぁ!?じゃあ私も無理、、!ていうか何回も言ってけどあっちが勝手につきまとってるんだけど」





「他の事ならなんでも言うこと聞くので」





西園寺「じゃあ土下座しろよっ!わたしに対してお願いするなら土下座しなさいよ笑」




周りがクスクスと笑っていて




私は西園寺さんの前でアスファルトの上に正座をして頭を下げる




男「うわー引くわ」



女「やばい笑」





「お願いします、、もうエリー君に近づいてこれ以上傷つけるのだけは辞めて下さい」




振られるならまだ、、でも利用されただけなんてわかったらどれだけ悲しむか




西園寺「まあ土下座されても私は利用するけどねー笑 じゃあ」





「待って!約束がっ」



西園寺「約束なんてしてないけど、土下座してみてって言っただけでお願いを聞くとは言ってないから」





「ねぇっ!」



西園寺さんの腕を掴もうとすると





男「したけーんだよブス!」




「いたっ、、」




パシンと頬を殴られるメガネが飛び西園寺さんにメガネを踏まれる




その数秒後にドンっと音がして私を殴った男が私の横に倒れる





「、、、へ?」





西園寺「えっ!なんでここに?登坂君がいるの?」

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作者名:erin | 作成日時:2018年2月11日 23時

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