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ep24 ページ24

健「そーいえばいつも遅く帰ってるけど親心配せーへんの?」





遅いと言っても今は8時前





最近は塾がない日はここに来ることも多い






今居るのは私と健二郎さんと広臣





岩ちゃんとエリーさんはコンビニに行っている






「お母さんは小さい頃になくなってお父さんは仕事でいつも遅いので、、もう少ししたら帰らないとですけど」




そう答えると健二郎さんをドスっと叩く広臣




健「ごめっ、、」





「気にしないでください、、小さい頃なので辛いとかそういうのはないんです笑」




少しだけしんみりした空気に少しでも軽くするように笑うが広臣に頭を掴まれる





「、、えっ?」





臣「いや、、笑え、、お前は笑ってろ」






「なっ!なにそれ」




健「そや!女の子は笑顔が一番やで笑」






私の笑顔そんなぎこちなかったかな?





「そうですね笑 でもそろそろ帰らないと」







そういうとスッと立ち上がり送ってくれるのはもう当たり前になっていた




健「じゃあAまた」





「健二郎さんも早く帰らないとダメですよ」




私はいつものようにバイクにまたがりいつものように家の近くで降ろしてもらい





いつもと違うのは広臣がバイクから降りてエンジンを止める




臣「俺お前の事全然知らねーな、、」





「そんなの私だって広臣の事知らない」





臣「次の休みどこか出掛ける?」




それって、、





「それはもうしかするとデートというやつですか?」





臣「デートというやつです」





「待ち合わせしましょ!待ち合わせ」





臣「は?迎えっ、、「待ち合わせって憧れててデートって感じで」






臣「じゃあ駅で待ち合わせで」




「うん!」



デートか、、いつも溜まり場で出掛けたのは学校帰りに連れてこられた海だけ




臣「じゃあ」



また頬にキスをする





口にはしてこない




「また」




頬でもこんなに心臓が痛いのに私はキスなんて出来るんだろうか

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作者名:erin | 作成日時:2018年2月11日 23時

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