ep13 ページ13
私は確かに彼を何も知らない
臣「、、、なんでここに居んの?」
敬「なーに怒ってんだよ笑 別に彼女が彼氏に会いに来て悪いか?」
臣「そういう訳じゃないっすよ、、」
そう言って私の隣にドカッと座る彼
臣「なんで敬浩さんのとこに来てるんだって思って」
「私、、貴方の家知らないですし、、裏にも居なくて」
臣「ふーん」
そう言って彼も出されたコーヒーを飲む
またふーんって
聞くだけ聞いてそれだけ
臣「行くぞ」
彼は私の手首を掴み歩き出す
「あっ、、お金」
敬「今日は奢り!Aちゃん、、またね」
「ごちそうさまでした」
私は裏に連れられ昨日と同じソファーに座る
「好きな食べ物はなんですか?」
臣「特にない、、、」
「じゃあ嫌いな食べ物は?」
臣「なんだよ、、、さっきから」
「なんだよって、、いっ、、一応彼氏になった人の事を知りたいと思う事はいけないことですかっ?」
臣「あぁ、、ごめん」
やっぱりこの人は私が珍しいから、、、
なんか浮かれた私が馬鹿みたい
「帰ります」
臣「グリンピース、、、」
「へ?」
臣「だから嫌いな食べ物、、グリンピースが苦手、、お前は?」
「Aです、、お前じゃなくて」
臣「Aの好きな食べ物は?」
「好きな食べ物は美味しいもので嫌いな食べ物は美味しくないものです」
臣「はっ笑 なんだよそれ答えになってねーから笑」
そう言って笑う彼の笑顔に私は不意にもドキッとしてしまって
どうするかはもう少し彼を知ってからでも良いのかなって思えた
健「あれ?もう臣来てたんか?おっ!Aちゃんもいるやん笑」
それから続々とみんなが現れた
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作者名:erin | 作成日時:2018年2月11日 23時