海軍大将の初恋【コビー】 ページ31
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「あの子は神の中に人間として生まれて
しまった、不幸でかわいそうな子」
どうやら私は異端らしい。
誤解のないように言うと私の親が人間以外の
種族なわけではなくただ自分を神だと思って
いるとういうことだけである。さらに言うと
すれば私の周りの人はほぼ100%そうだ。
察しのいい方は気づいただろう私たちは
天竜人と呼ばれている家系である。
『なにか？』
ところで私が今いるのは海軍本部の客間、
そして近くの護衛をしているらしい海兵の
熱い視線を感じた。
「いっいえ！すみません！」
私が話しかけただけでこの有様だ
『そんなに怖がらなくていい、私はなにもしない』
私はしない、他の天竜人は知らない。
「あのっ！１つきいてもいいですか？」
『いいよ』
「あなたは誰もお供でさえも１人も付けられ
ていなく、その格好も他の方と違うようで、
少し気になって」
そこで私は初めて海兵の人をしっかり見た
ピンクの髪の若そうな人であった。
『必要ないから』
私にはあの馬鹿みたいなヘルメットや
おもちゃはいらない
「それはどういう意味ですか？」
『私は人間になりたい』
「もしかして天竜人でいるのが辛いんですか？」
『さぁどうだろう、そうなのかもしれないし
違うのかもしれない』
あそこから逃げて死ぬよりも辛い目にあった人
を知っているから辛いかは分からない
「僕は誤解していました、天竜人は全員奪う人
しかいないのかと」
『正解だよ。でも、あまりそういうことは
大っぴらに言わないほうがいい、
私だからよかったものを』
「ほら、そういうところです。あなたみたいな
方もいるんですね」
なにが楽しいのか至極嬉しそうに笑う、
希望を見つけたみたいに。
「僕はあなたを助けたい。助け出して
幸せそうに笑うあなたを見たい」
『そう』
いつからか笑えなくなった私を。
『難しそうね』
「あなたは僕のことを誤解してます」
『なに？』
「僕は海軍大将になる男ですよ！
あなたのことを救うぐらいやってみせます」
『そっか、期待してる』
なんだ君はすごい男じゃないか、もうすでに
半分叶えてみせた。私は今笑えているのだから
___ありがとう、未来の海軍大将
(補足)
・主人公はドンキホーテの一族かなと
・タイトルは毎回伏線的にしっかり考えるけど
今回浅すぎる
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マリコ - ワンピース短編集はロビンの生き別れの弟設定とロビンに恋をしてそれからチョッパーより幼い小柄男ヒロインをホシホシの実の能力者にしてそしてヒロインがロビンに『好き』って気持ちを答えるお話を見せてください。 (2019年10月6日 23時) (
レス) id: 24c223a836 (このIDを非表示/違反報告)
ゆづき(プロフ) - 桜野さん» 嬉しい言葉をありがとうございます！ぜひリクエストしていただけるとこちらもありがたいです〜〜！笑笑 (2019年10月5日 11時) (レス) id: 06565da2d5 (このIDを非表示/違反報告)
あいあい(プロフ) - ゆづきさん» それはよかったです！笑笑頑張ってください！ (2019年10月4日 19時) (レス) id: c40f153f59 (このIDを非表示/違反報告)
桜野 - キラーさんを書いてくれてありがとうございます！ とっても素晴らしくて何度も読み返してしまいました。 また今度、リクエストしても良いでしょうか？ これからも楽しみにしています！ (2019年10月4日 16時) (レス) id: 7168db6a1b (このIDを非表示/違反報告)
ゆづき(プロフ) - マリコさん» 麦わらの一味はあまり書かないのですが、書いてみますね！ (2019年10月4日 16時) (レス) id: e3f0ab9c5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆづき | 作成日時：2019年9月18日 19時
