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『ふふ、だよね。あの頃は楽しかったな〜』
「今は違うのか」
『たまにね思うんだ、正義なんて実はハリボテ
なんじゃないかって。あんな処刑を見せられたら
さあ幻滅だってしちゃうよ』
2年前の頂上決戦、彼女は作戦を立てることは
しなかった。人の死を見せびらかすことが
気に食わなかったから。
「海賊はどこまでいっても海賊だ」
『それでもあれは正義ではなかったよ、
私は今迷子みたいなもんだけどそれだけは
分かる。』
だからこそ、参謀は今こそ区切りの時では
ないかと考えていた。
「海軍を辞めるつもりか」
『そうだね、なんとなくだけど次の島が
最後かな。』
「もう、決めたのか。それは変えられねえの
かよ！」
参謀は驚いた、彼が自分に向かって本当に
大声を上げたことに。それもそうだ彼に
とってはこれでも大切な同期である。
さらには大切な唯一の人。
『うん、スモーカーくんには言っとこうと
思ってね。特別だよ？』
中将の叫びを聞こえないフリして彼女は
穏やかに笑う
「俺から離れるのかよ」
『何それ、私を手放したのはスモーカーくん
じゃんか』
参謀のいる海軍本部から離れ彼はG-5支部の中将
となった、彼女はそれを手放されたと感じた。
「いつ俺がお前を手放したっていうんだ」
離れたくても離れられないというのに。
『もう嫌なの。大切な人と笑い合える世界が
欲しかったのに、何も上手くいかない。
スモーカーくんだって私を置いて行っちゃう！』
処刑、中将の支部移動、政府の闇。
彼女のトラウマを刺激するには充分過ぎた
「俺がお前を置いていくわけないだろ」
今度は反対に中将が激昂した彼女に穏やかに
言った。彼は置いていくつもりはなかったが
結果１人にさせることもあるかもしれないと
分かっていたから確信的な否定は出来なかった
『もう、終わりかな。』
「俺は終わらせたくなんかねえ」
悲しいことにきっとふたりは気づいてしまって
いたのだろう。いつのまにかずれていた二人の
歩幅が合うことはないと。
それでも、中将は参謀の隣で星を見続けた。
柄じゃないと思いつつもそこを離れなかった
のは未だ彼は彼女を愛していたから。そして、
__ふたりの思いがずれていく
(補足)
・いざパンクハザードへ！
・第三者視点が書いてみたかったのと
「こわいはなし」を聴いていたらこんな
話になってた
.
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マリコ - ワンピース短編集はロビンの生き別れの弟設定とロビンに恋をしてそれからチョッパーより幼い小柄男ヒロインをホシホシの実の能力者にしてそしてヒロインがロビンに『好き』って気持ちを答えるお話を見せてください。 (2019年10月6日 23時) (
レス) id: 24c223a836 (このIDを非表示/違反報告)
ゆづき(プロフ) - 桜野さん» 嬉しい言葉をありがとうございます！ぜひリクエストしていただけるとこちらもありがたいです〜〜！笑笑 (2019年10月5日 11時) (レス) id: 06565da2d5 (このIDを非表示/違反報告)
あいあい(プロフ) - ゆづきさん» それはよかったです！笑笑頑張ってください！ (2019年10月4日 19時) (レス) id: c40f153f59 (このIDを非表示/違反報告)
桜野 - キラーさんを書いてくれてありがとうございます！ とっても素晴らしくて何度も読み返してしまいました。 また今度、リクエストしても良いでしょうか？ これからも楽しみにしています！ (2019年10月4日 16時) (レス) id: 7168db6a1b (このIDを非表示/違反報告)
ゆづき(プロフ) - マリコさん» 麦わらの一味はあまり書かないのですが、書いてみますね！ (2019年10月4日 16時) (レス) id: e3f0ab9c5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆづき | 作成日時：2019年9月18日 19時
