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どのくらいの時間が経っただろうか。
かなり長かった気もするし数分だった
気もするけど、その時間で私の気持ちは
だいぶ明るくなった。
『ありがとう、あなたの名前なんていうの？』
「サボだ」
『サボ、、、ありがとう』
涙でぐちゃぐちゃの顔かもしれないけど
それでも精一杯笑顔で言う。
「君は？」
『え？』
「名前、俺も知りたい」
『Aっていうの』
「A、良い名前だな」
『ふふ、普通の名前だよ。ねえなんで
こんな優しくしてくれるの？』
「だって君もエースの大切な人なんだろ？
エースの残した者は俺が全部守るって
俺はあの時決めたから」
この人はもう前を向いているのか
『そっか。私が前を向いたら隊長も
喜んでくれるかな』
「さあな、エースじゃないから分からねえ
けど俺はAが笑ってくれたら嬉しい。」
『なんで？』
「Aの笑顔が可愛かったから」
そう言うサボくんの笑顔こそ私は好きだ。
少し隊長に似ているけどそれより少し影が
あって、でもとても優しい。
『ふふ、サボくんには負けるよ』
「俺が可愛いって？男に可愛いは禁句だぞ」
でも、少し照れたように言う
『月みたい。』
「急になんだよ」
少し笑いながらも驚いているようだ
『サボくんは月みたい。私ね月が大好きなの
いつも優しく照らしてくれるから。』
ときどき悲しそうな顔をしているのに
光を忘れてはいなくてとても眩しい
「それは告白？」
なんておどけたように言う。
『え？』
「ははっ、俺はAが好きだ。
俺が月ならAは星か
__夜にいても輝いているから」
『そ、れは告白？』
「そうだな、Aを好きになったみたいだ」
『今日初めて会ったのに？』
「実はな、一目惚れだ」
苦笑いをして答えるサボくんから
私は目が離せなかった。
『奇遇だね。私も一目惚れしていたみたい』
なんて、気づいたのは今だけれど
「なあ、俺は絶対死なねえからさあ、
俺にAを守らせてくれないか？」
『うん、私でいいのならサボくんの隣にいさせて』
ずっと笑顔でいられるはずだから。
「俺がAの道を照らしていてやるよ」
君が月なら、
「私はサボくんを守ってあげる」
夜が月を包みこむように。
____守るのは俺だ。
なんて、君は怒ったけれど
(補足)
・君は夜ではない
・白ひげの船には女だが戦闘員として
特例で乗っていた
・革命軍には入りません
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マリコ - ワンピース短編集はロビンの生き別れの弟設定とロビンに恋をしてそれからチョッパーより幼い小柄男ヒロインをホシホシの実の能力者にしてそしてヒロインがロビンに『好き』って気持ちを答えるお話を見せてください。 (2019年10月6日 23時) (
レス) id: 24c223a836 (このIDを非表示/違反報告)
ゆづき(プロフ) - 桜野さん» 嬉しい言葉をありがとうございます！ぜひリクエストしていただけるとこちらもありがたいです〜〜！笑笑 (2019年10月5日 11時) (レス) id: 06565da2d5 (このIDを非表示/違反報告)
あいあい(プロフ) - ゆづきさん» それはよかったです！笑笑頑張ってください！ (2019年10月4日 19時) (レス) id: c40f153f59 (このIDを非表示/違反報告)
桜野 - キラーさんを書いてくれてありがとうございます！ とっても素晴らしくて何度も読み返してしまいました。 また今度、リクエストしても良いでしょうか？ これからも楽しみにしています！ (2019年10月4日 16時) (レス) id: 7168db6a1b (このIDを非表示/違反報告)
ゆづき(プロフ) - マリコさん» 麦わらの一味はあまり書かないのですが、書いてみますね！ (2019年10月4日 16時) (レス) id: e3f0ab9c5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆづき | 作成日時：2019年9月18日 19時
