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A視点
A「ッ、ん〜…！よく寝た…」
白く硬いベッドの上を起き上がって、一つ伸びをする。
眠たい目を擦りながらベッドを降りて、そっと窓を開ける。
綺麗な陽の光が窓から差し込み、その眩しさに顔を顰める。
今日もいい日だと、朝一から感じる。
そっと窓越しに空を見上げていれば、小鳥の囀りと人々の叫び声が聞こえて来た。
人の声は3ヶ月に一度くらいは聞く。が、その声はいつもとは違うようで、どこか騒がしい声だった。
「探せ！！絶対に逃すんじゃない！！」
その騒がしい声に、自分の昔を思い出す。
『化け物が！！迷いの森の家へと閉じ込めてしまえ！！』
生まれた頃から頭にツノが生えているのと、ミルクが入っていた哺乳瓶を掴んだだけで粉々にしてしまったことが始まりだった。
生まれてから数週間で自力で立つことができ、あらゆる物をかたっぱしから、大人も壊せないようなものを壊していってしまったせいで、鬼の子だと言われて。気付けば、森に幽閉されてしまっていた。
そのままずっと、この森の中心にある一つの家で暮らしている。
僕が街に行ったって迷惑を掛けるだけだし、別にいいんだ。
そんな騒がしい声を耳に挟みながら、自分は朝ご飯の調達をしようと家から出る。
窓越しからの森の風景も綺麗だったが、やはり直接見ても毎回森には癒される。
自分を咎めない自然は、いつ見ても美しいと感じてしまう。
朝ご飯は主に木の実や果物、時たまに動物の命を頂く。
今日は昨日頂いた鳥さんの命が残っているため、切れそうな木の実や果物の調達に森へ入る事にした。
森に入れば、人の声が大きくなって行っている事に気がつく。
村はどうしたんだろうと気になりながらも、足を踏み入ることはできない。
気にしながらも木の実を探っている時、彼はそれを見つけた。
A「…ッ！？」
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あっち - 可愛い男主可愛い好きもう可愛い(語彙力皆無) (2022年1月3日 22時) (
レス) @page40 id: fd65faa451 (このIDを非表示/違反報告)
える(プロフ) - 宇琉夜ハルさん» 本当ですね…！！修正しておきました！ありがとうございます！ (2021年7月21日 19時) (レス) id: 01370c8287 (このIDを非表示/違反報告)
宇琉夜ハル(プロフ) - 37.でハイスペースとなってます！ハイペースでは？ (2021年7月12日 6時) (レス) id: c64b9591b6 (このIDを非表示/違反報告)
える(プロフ) - 匿名希望さん» ありがとうございます〜！！とても励みになります…！！ (2021年5月3日 4時) (レス) id: ca89470f25 (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - ひゃー！！！めっちゃすきです！！！偶におとこがでてくる、まるちゃんが尊いぃ..... (2021年5月1日 20時) (レス) id: 97296c8ef5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：える | 作成日時：2021年4月9日 2時
