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ht 視点
シャオロンが都心の近くの村で暴力を受けて危険な状態になったとロボロから連絡が来たのは4時間前。
近くに寄っていたグルッペンと俺は、すぐに出れた為村へと向かった。
住民達をあしらうのに1時間、技術は無かったが大きな村だったので人が多く、時間がかかってしまった。殺してはいけないのもあった。
それから3時間は、森に迷った。俺は自然について詳しいから、すぐに抜け出せると思ったけど、この森は酷く変で、新しい場所だと思えばさっき通った場所、さっき通ったと思えば新しい場所と、全く方向感覚がつかめない森だった。
酷く時間を使い、もう無理かと思ったら、立派な白馬が自分達の元にやって来て、道案内をしてくれた。
そして今、この状況に至る。
Aと言う5歳くらいのツノが生えた男の子の後ろに立っているシャオロン。
この子がシャオロンを助けてくれたらしいが、何か変だ。
gr「シャオロン、この子は？」
sho「俺を助けてくれた張本人。森で倒れてたところを小屋まで運んでくれて、治療までしてくれたんや。」
ht「へぇ…」
おかしい。こんな小さな子が20台の大人を治療できるのか？なおかつ、この小屋まで運べるのか？というか、まずあの森を抜け出せたのか？
何か引っかかる思いを胸に、まずはシャオロンの怪我を心配した。
グルッペンがツノの事を男の子に聞けば、男の子はツノを隠そうとするそぶりを見せた。どうやらツノが気になるらしい。褒めてあげれば、なんだか嬉しそうな顔をしていて、どこか胸が暖かくなった。かわいい。(ショタコンではない)
男の子はAと言うらしい。
グルッペンがAくんに深く礼をすれば、Aくんは恥ずかしさと緊張が混ざった様な顔で遠慮をして来た。声が裏返っている。かわいい。
ふと、Aくんがこんな事を言った。
A「……あの、そうとう、が、よくわからないんですけど、…この人も、お城に住んでるんですか？」
知識自体はやはり5歳らしい。ふとAくんがシャオロンに視線を送ったのを見て、疑問を覚える。
sho「せやで〜！この人が王子様やで」
ht「…王子様？」
割と本気で「どこが？？？？？？？？」と言う顔をする。グルッペンは意味がわからないらしく首を傾げているが、口角が少し上がっている。え、きも。
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あっち - 可愛い男主可愛い好きもう可愛い(語彙力皆無) (2022年1月3日 22時) (
レス) @page40 id: fd65faa451 (このIDを非表示/違反報告)
える(プロフ) - 宇琉夜ハルさん» 本当ですね…！！修正しておきました！ありがとうございます！ (2021年7月21日 19時) (レス) id: 01370c8287 (このIDを非表示/違反報告)
宇琉夜ハル(プロフ) - 37.でハイスペースとなってます！ハイペースでは？ (2021年7月12日 6時) (レス) id: c64b9591b6 (このIDを非表示/違反報告)
える(プロフ) - 匿名希望さん» ありがとうございます〜！！とても励みになります…！！ (2021年5月3日 4時) (レス) id: ca89470f25 (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - ひゃー！！！めっちゃすきです！！！偶におとこがでてくる、まるちゃんが尊いぃ..... (2021年5月1日 20時) (レス) id: 97296c8ef5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：える | 作成日時：2021年4月9日 2時
