好き ページ9
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正「 Aちゃん、今までありがとう。大好きやったよ。幸せになってな、」
『 いやや....っ、別れたくない、！ 』
正「 ....俺もう行くな？ 」
『 いや....っ、よしくんっ、』
正「 ......ばいばい、」
『 ......っは、夢か、』
よしくんと別れる夢を見た
隣を見ればすやすやと眠っていた
本当に私の前からいなくなりそうで怖くて涙が出た、ああこんなによしくんのこと好きだったんだ
正「 ....Aちゃん、？ 」
『 ......よしくん、』
正「 どうしたん、なんかあった？ 」
『 よしくんとね、別れる、夢....みた、』
正「 それで怖くなって泣いちゃったん？ 」
『 ....ん、』
正「 ふふ、かあいいな？俺は絶対Aちゃんの傍から離れへんよ 」
『 ほんまに....？ぜったい？ 』
正「 うん、絶対。俺がどんだけAちゃんのこと好きか知ってるやろ？(笑) 」
よしよしって頭を撫でてくれて安心してまた涙が溢れた
正「 好きやで 」
『 うん....っ、私も好き、』
正「 Aちゃんが卒業したらさ、」
『 ん？ 』
正「 俺のになってくれる？ 」
『 へ....？え、それって、えっと、』
正「 結婚しよ 」
『 する....っ！！ 』
正「 ふふ、Aちゃん泣き虫やなぁ、かわい(笑) 」
『 だいすき 』
正「 俺は愛してるよ 」
怖い夢を見たけれど、よしくんが傍にいてくれるのなら何も怖くなんてない
やっぱり大好きだと改めて再確認した
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作者名：はにゃ | 作成日時：2021年4月11日 11時
