あなたと。 (ページ14)

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守るページ14

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Masakado Yoshinori side

大「はーい」

正「あらっ？Aちゃんは？」

いつもやったらAちゃんがお出迎えしてくれるんやけどな

はっすんが出るのめんどくさがるから

大「え？めっちゃすごいタイミング～...... 」

正「え？」

家の中にお邪魔すれば
目を真っ赤にして泣いたであろうAちゃんが
ソファにちょこんと座っていた

正「 Aちゃん、？」

『よ、しくん....っ、』

俺の事を見た瞬間また泣き出して
さらには抱きついてきた

こんなこと初めてでどうしていいかわからない

『うう、すき....ぃ、すき、わかれたくない、』

正「えっ、ちょ、一旦落ち着こう？」

大「大晴に別れろって言われたんやって」

正「もーー、また大晴のこと？
前にも言ったけど俺は絶対Aちゃんと別れる気なんか一切ないから。誰に何言われても、」

『だいすきっ、』

正「ん、俺も大好き」

自分でもかなり重い男やと思う

ほんまは大晴とAちゃんが話すだけで
いつも嫉妬してるし縛りたいくらい

大晴に限らず俺以外の男と話してほしくない

やっぱ同世代がええんかなって不安にもなる

大「あの、俺おるんですけど」

『あっ....、ごめん、』

大「 Aは可愛いからええの！
正門！？俺の妹やねんけど！！！」

正「俺の彼女やし」

大「ああ言えばこう言うなぁ！！」

正「まぁ安心して、Aちゃんは俺が守るから」

大「泣かせたら許さん」

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