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Redside.
『おい、晶哉！』
『せいやくん……』
駆けつけると思ったより酷な姿の晶哉。
『ほんまお前ら俺の晶哉に何してんねん！
さっきアイツから聞いたんやけど、俺らのことつけてたらしいな？
お前ら俺にバレンタイン渡そうとしてたみたいやけど、
そんなのはこちらから願い下げやわ！
晶哉はよ行こ！』
手を引いて俺の教室に駆け込む。
『晶哉こんなんしかないけど、着替えて、』
学校に置きっぱなしにしていた、オーバーサイズのジャージ。
『ありがとう。』
ガクガク震えてる晶哉にブレザーをかけてあげる。
『気づくの遅くてごめんな？』
『ううん、気づいてくれただけでめっちゃ嬉しかったで、！ヒーローみたいやった』
『晶哉だけのヒーローやからな？笑 困ってたら言えよ？』
『うんっ！！！』
『ってかバレンタインまだもらってないけど…』
そういうと一気に恥ずかしそうな顔をする晶哉。
『でもっ、水に濡らされてラッピングボロボロかもしれん…』
仔犬の項垂れたしっぽと耳がみえるくらい、
“シュン”
ってしてる。
『ええよ、それくらい笑
頑張ったんやなって気持ちは伝わってるから』
『大好きです。』
その言葉と渡された
ラッピングを解いて、箱を開ける。
『うわっ、美味そう！！』
5つのチョコとフランボワーズのマカロン。
『マカロンの意味知ってる？』
『知らんけど……』
『 “あなたは特別な存在” って意味……』
顔を真っ赤にして伝えてくれた。
『俺も、晶哉は特別な存在やって思ってるで？』
『もうー！誠也くんのバカっ！アホっ！』
俺の腰に抱きつく晶哉。
『かわええな、ほんま、』
『ってか寒いやろ？風邪引くで！俺の家でシャワー浴び！』
『わっ！』
サッと晶哉をお姫様抱っこして廊下を駆け抜ける。
『恥ずかしいって(照)』
『俺には晶哉がおるからな！』
そう、さっきの女たちに向かって叫ぶ。
それに続けて晶哉が、
『俺だけの誠也くんやから！残念やな！』
ってイタズラっ子の笑みを浮かべる。
『スッキリしたな、笑』
『うん、笑』
互いに見つめあって笑い合う。
それが1番幸せな時間。
これからもそんな時間が続きますように。
終
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ｓｍ推し - リク宜しいですか？正門君を巡ってメンバーがバチバチしているお話をお願いします。皆は付き合っていているけど自分が１番という気持ちが強い設定でお願いします！なんやかんやで正門君にメロメロになっているメンバーを書いて欲しいです。ファンとして応援しています。 (2021年8月3日 2時) (
レス) id: 944bdeebdc (このIDを非表示/違反報告)
みちゃ - 初コメリクエスト失礼します。赤橙で紫君と仲が良すぎる橙君に赤君がお仕置きみたいなのをお願いします。できれば裏ありでお願いします。 (2021年7月23日 18時) (レス) id: 096c6f83de (このIDを非表示/違反報告)
ここた(プロフ) - みみさん» 分かりました！ (2021年5月30日 20時) (レス) id: c2096bd77d (このIDを非表示/違反報告)
みみ(プロフ) - リクエストです！相手は誰でもいいのですが、青受けお願いします！休日の甘々感がみたいです！ (2021年5月29日 5時) (レス) id: 1582f8fe01 (このIDを非表示/違反報告)
ここた(プロフ) - tさん» こちらこそありがとうございました！また機会がございましたらお願い致します。 (2021年5月21日 21時) (レス) id: c2096bd77d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ | 作成日時：2021年4月30日 23時
