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Greenside.
やっと、放課後。
朝聞いた、あの話が耳からこびりついて離れない。
でも、携帯を開くと誠也くんから
“俺のとこ終わったし待ってるで”
って連絡が来てた。
誠也くんからはあんま連絡してくれへんから、
それだけで嬉しくて急いで2年の教室がある3階に向かった。
誠也くんの教室は階段から1番遠いところにある。
そこまで走っていこうとすると、
さっきクラスのリーダー的女子に囲まれた。
『なんですか…』
気づけばどんどん人が増えていって、1年だけじゃなくて、2年も3年の先輩たちにも囲まれた。
『あんたさ、誠也の彼女やねんてな？』
『なんで知ってるんですか？』
『これ見てみ？』
『っ、なんで、』
誠也くんと俺が手繋いでデートしてるところ、
お互いのクレープを食べあってるところ。
それが撮られてた。
『今からどうせ誠也にバレンタイン渡しに行こうってしてたんやろ？』
『それどこにあんねん！』
『……』
『はよ教えてみいや！』
『じゃあええねんな？』
そう言ってトイレに連れていかれて頭から水をかけられる。
『寒っ、』
もちろん2月は極寒で、全身に寒気がする。
『前から、誠也と仲良しそうにしてたんが腹たってたんやけど！』
『ｳﾞｯ…』
お腹に一発蹴りを入れられる。
『今、誠也は女の子と話してるのにな〜』
『なっ、』
全員の糸がプチンと切れたのか次々に暴力やったり罵声を浴びせられる。
こんな時に誠也くん助けにきてくれへんかなって、
有り得ないことを考えてしまう。
『おい、晶哉！』
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レス) id: 944bdeebdc (このIDを非表示/違反報告)
みちゃ - 初コメリクエスト失礼します。赤橙で紫君と仲が良すぎる橙君に赤君がお仕置きみたいなのをお願いします。できれば裏ありでお願いします。 (2021年7月23日 18時) (レス) id: 096c6f83de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ | 作成日時：2021年4月30日 23時
