オフィシャルに恋して ページ6
Masaya side
ベッドの上じゃなくて下。ほんまによくある部屋のセットの中で、Aちゃんを組み敷くようになるなんて。数年前なら考えられへんかった。
ピピピッ、ピピピッ、という音に合わせて、カメラのフラッシュが光る。
それがなければこれが撮影ということも忘れてしまいそうなくらい、胸が高鳴る。
カ「なんか会話してもらってもいいー？照れた顔崩さないでね！」
「なんやて。難しいな…」
佐「でも俺、今めっちゃ緊張してます。心臓出そうやもん」
「今は絶対出さんといてな、顔面にかかるから」
いつもお世話になってるアイドル誌で表紙をさせてもらうことになった。グループ主演のドラマきっかけやから、グラビアもドラマに合わせた内容で。
Aちゃんはメンバー全員と、それぞれのシチュエーションで撮影する。
俺は幼なじみやけどまだヒロインへの気持ちに気づいてない役柄やから、「部屋の中で2人でまったりしてるときに事故で押し倒してしまう」という設定の撮影。
佐「なんか、Aちゃんとこういう撮影するの初めてっすね」
「ほんまやね。晶哉くんが成人したからかな？そもそもわたしら、コンビ撮影がなかなかないよな」
佐「Aちゃんはだいたい大晴くんとコンビか、同い年組の3人とかでですもんね。でも、ずっとAちゃんと撮影してみたかったです」
「ええ？…なんかそう言われたら、緊張してきた」
メイクでいつもよりほっぺたを赤く染められたAちゃんは、ほんまに照れてるみたいな表情。
うーん。やばいかも。正直、めっちゃそそられる。
佐「ちょっとだけ、動き出していいですか？」
「え、うん。わっ」
Aちゃんの柔らかそうなほっぺたを包んでみたり、髪を撫でてみたり。そういうシチュエーションのときに起こりえそうなことをしてみる。
半分仕事、半分私情。
公私混同しちゃってるけど、いい写真撮れると思うからちょっとぐらいいいよな？
カ「あ、いいねそういうの。どんどんやっちゃって！」
佐「ほら、ええかんじやって」
「めちゃくちゃ恥ずかしいんやけどな」
次に首に触れると、少しAちゃんの肩が揺れたように見えた。
部屋の中の設定やから、衣装もお互いめちゃくちゃラフで。俺はパーカーやし、Aちゃんはトレーナーにおしゃれなジャージ。
それが余計に、俺を昂らせた。
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^_^ - もう、夜中に読み漁って、、、もう、、話を読み進めるたびに、この人！？この人！？ってなって全員行け！って思うけどやっぱり推しと、、繋がってほしい、、です、、大好きなお話です！ありがとうございます！ (2022年6月28日 3時) (
レス) @page12 id: 32dc2075cf (このIDを非表示/違反報告)
リリー(プロフ) - かつみさん» わー、またコメントいただけてうれしいです！ありがとうございます。実は前にコメントいただいたとき、誠也くんをどうするかめちゃくちゃ悩んでいて…（笑）引き続きお楽しみいただけますと幸いです！ (2021年10月31日 13時) (レス) id: 17cd2db3b1 (このIDを非表示/違反報告)
かつみ(プロフ) - きゃー誠也さま、でてきましたね！うれしいです！ (2021年10月31日 13時) (レス) @page34 id: c63f8802c7 (このIDを非表示/違反報告)
リリー(プロフ) - 涼花さん» 涼花さん、コメントありがとうございます。ビバちぇとの関係性、すごくいいですよね…！お気遣いありがとうございます。今後もぜひご愛読いただけますと幸いです！ (2021年10月18日 9時) (レス) id: 17cd2db3b1 (このIDを非表示/違反報告)
涼花(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます、、！個人的にはびばちぇのどちらかと結ばれて欲しいと思っております笑。本当にこの作品大好きです！無理せず更新頑張ってください、！！ (2021年10月18日 3時) (レス) @page17 id: 2442b1f5fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リリー | 作成日時：2021年10月11日 21時
