双子。 (ページ7)

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ナンパページ7

目白side

ある日の駅でのこと。

可愛い女の子がちょっとチャラい兄ちゃんたちに絡まれてた。

「お姉さん、ちょっといいかな？」

「辞めてください」

「いいから、おいでよ、暇でしょ？」

「暇じゃないです」

「いいから来いつってんだよ！」

他の人は見て見ぬふり。

こーいうのはほっとけない私の性格上、蓮をおいて話しかけに行った。

...だって、蓮と行ったら蓮が助けるからさ。

それは嫌...じゃんか。

目白「なにしてんの？」

「は？お前誰だよってすっげー綺麗じゃん！お前、代わりにくる？」

「お前、あれじゃん！SnowManの！」

目白「いや、遠慮しておく。こーゆーの見てるとイライラすんだよね。ナンパなんかしてねーで、必死に働いて女見つければいいんじゃねーの？」

「腹立つな、お前。自分金貰ってるからって！！」

目白「殴ってもいいけどさ、私アイドルなんだわ。あーあ、捕まっちゃったら女一生出来ねーんじゃねーの？」

「じゃ、お前が責任取って俺の女になれよ」

目白「あっ、ごっめーん。私彼氏持ちなんだわ。しかもお前より1万倍イケメンでお前より100万倍頑張るやつなんだよね」

「惚気なんて聞きたくねーよ」

目白「誰だってさ、いい女は頑張ってるやつに惹かれんだよ。ナンパしてクズ女と付き合うより、ちょっと頑張っていい女と付き合えよ。よし、行こーぜ」

女の子の手を引いて、逃げた笑

あいつら、図星つかれて固まってるし笑

「あの...しろちゃんですか？」

目白「あ、バレちゃった？」

「私、しろちゃん大好きなんです！助けてくれてありがとうございます！」

目白「君、可愛いんだからさ、もっと強くなりなよ？ナンパしてきたやつをガツンと言えるくらいに」

「はい！ありがとうございます！！」

目白「じゃーな？」

「はい！！」

目黒「お前、俺置いてどっか行くなよ」

目白「ナンパされてんだもん。助けたいじゃん？」

目黒「そんなん、俺に言ってくれれば俺が助けたっつーの」

目白「...それは嫌だもん」

目黒「ん？」

目白「とりあえず、行こーぜ！腹減った！」

目黒「...ふっ、可愛いやつ」

目白「なんか言った？」

目黒「なにも？それより、何食う？」

これが、ファンの中で伝説になるなんて知らなかったけどね笑