12 入学式 ページ12
綺麗なプラチナブロンドの髪をした皆さんご存知の少年に話しかけられる。
「おやおや、本当だったようだな。
今年にハリー・ポッターとハッフルパフの末裔がいるっていうのは。
僕はドラコ・マルフォイ。」
そう彼が名前を言うとロンが何故か鼻で笑った。
それが癪に触ったようで彼は少しムッとした表情でロンめがけていう。
「そんなに僕の名前がおかしかったか？
君は言わなくても分かるよ。赤毛におさがりのローブ。
ウィーズリー家の子だな。」
そうロンに強く言い捨てると、ハリーと私の方を向いて彼は続ける。
「魔法族の中にも家柄のいいやつとそうでない奴らがいるんだ。
教えてやろうか？」
そう言ってドラコは私達に握手を求める。
すると真剣な顔をしたハリーが彼にいう。
「いいよ。友達は自分で選ぶ。」
かなり強めに言う。
それに後から私も優しめに彼に言う。
「私も純血とか気にしないから。」
するとドラコは顔をしかめたが、マクゴナガル教授に肩を叩かれ、向こう側へと行った。
「それでは行きます。」
教授がそう行ってドアを開け、大広間のど真ん中を歩いて壇上の方へと向かう。
周りの新入生は見慣れぬ環境にあちこちを見渡している。
私はというと実際もう4、5回歩いているので、これといって新鮮なわけではない。
そして次々と名前が呼ばれていく。
最初はハーマイオニー。そして最後は…
私だ。
「A・ハッフルパフ。」
マクゴナガル教授も少し心配そうに私の事を見ながら私の名前を読み上げる。
すると案の定会場にいる全員がざわつき始める。
実際ハッフルパフからは期待の目を向けられている。
小さくよろしくお願いしますと声を出しながら椅子に座る。
「むっ。君は2回目か…。」
組み分け帽子は私の頭の上に置かれた瞬間顔をしかめ、そう言った。
というかこの作品の中の人顔しかめすぎじゃないか？←
「2回目…。多分そうなのだと思います。」
「ということはハッフルパフの末裔か。
前回の君の組み分けには随分悩まされたよ…。
今回はどうしようか…。」
「前回はどこだったのですか…？」
丁寧な口調で言う。
「いつか知る時が来る。それまでは…
グリフィンドォォォォル！」
「！」
するとグリフィンドールからは凄い歓声が上がる。
ハッフルパフは凄く驚いた顔をしている。
このままグリフィンドールへ歩み始めようとした時、
一人の男子生徒が声を荒げる。
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笑々(プロフ) - 花吹雪さん» ありがとうございます！花吹雪様のコメントが私の更新の糧になります故、本当に感謝しかありません！ ルーピン先生の登場がかなり先になってしまいますが、なるべく早く出せるように努めますね！ これからもよろしく御願い致します！ (2018年3月3日 19時) (
レス) id: 191a8bc27a (このIDを非表示/違反報告)
花吹雪 - 更新頑張って下さい！応援してます！早くルーピン先生が出てきてくれないかな…… (2018年2月25日 1時) (レス) id: 0d387c6cdc (このIDを非表示/違反報告)
笑々(プロフ) - 笠松力さん» 申し訳ありません、私のミスで非表示に致しておりました。こちらで表示の方にしたので、是非今後の話もご覧下さい┏○┓ご指摘誠にありがとうございましたorz (2017年12月18日 23時) (レス) id: 2e93bdeb81 (このIDを非表示/違反報告)
笠松力(プロフ) - すいません。4話は公開されてないのでしょうか？？ (2017年12月18日 23時) (レス) id: e1ac29c836 (このIDを非表示/違反報告)
莉音(プロフ) - はい！ (2017年11月4日 11時) (レス) id: 041b1bc158 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：笑々 | 作成日時：2017年8月15日 22時
