恋 89 ページ39
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JK「忘れて!」
デジャヴである。
いや、さっきよりも必死だけど。
JK「ヌナ何か反応したらどーお!?
何か言わないと俺恥ずかしくて死ぬんだけど!」
《俺の女》と言った彼の顔をジッと見る。
そうすれば彼は居たたまれないとでも言うように、
目線を外し、うなじに手を当てた。
JK「ねぇヌナその顔やめて。
止めるかわりに何か言ってよ」
貴「おー、」
何でこんなに呆気に取られてるんだろう。
顔が真っ赤になる訳でもなく、
やばい!ってなる訳でもない。
ただ、何となく、
こいつ格好良い人になったなって、
思っただけかもしれない。
貴「言うようになったね」
JK「は?それだけ?もっとこうさーあー」
貴「はいはい、わかったわかった、
かっこよかったよー」
JK「棒読みやめて」
フン!と怒りながらも繋ぐ手は離さない。
そういうところは変わらないんだ。なんて、
私は少しだけ感じた。
JK「好きになっても良いんだよ」
貴「もう好きだよ」
JK「え!?!?」
貴「仲間として」
JK「jAdgt@wm!!!!」←
貴「何語やそれ」
貴「ただいまー」
JH「おかえり〜」
貴「みんな良い子にした〜?」
JN「あのねぇ、俺たちもう大人なんだから
良い子とかそういうのに反応するわk」
V「してた!!」←
JN「あー、うん、そうね!良い子にしてた!」←
おぅふ、そう、良かったよ。
JH「それで、?後ろのは何?」
貴「あー、あれ?あれはなんか、
自分が今日やらかしたことが多すぎて、
『無』になってるっぽいです」
JN「あー、、、ね」
後ろでブツブツ言いながら買い物袋を置くグク。
独り言をよく聞いてみると、
JK「いやヌナが好きって言うのは大抵冗談って俺分かってるじゃないか何本気にしてんだよ、でも大抵だから絶対冗談って訳じゃないし、それに俺は賭けたわけで、まぁでも結局仲間としてだったし…」
JH.JN.V「「…重ぉ」」←
JK「何か!!」
JH.JN.V「「なんでもないですすす!」」
今のジョングク、兄にも容赦ない。
ほらみろ3人が部屋の隅で体育座りだ。
貴「あ、そうだ、みんなに聞いて欲しいんだけど」
JH「ん?」
貴「今日ジョングクがね、格好よかったんだよ」
そう話を始めれば、ピクリと反応するグク。
貴「重い荷物も全部持ってくれたし、
お昼も奢ってくれて、チンピラから守ってくれたの」
V「かっこいいじゃんジョングガ〜」
JK「…別に、そんなの普通ですよ」
照れてルゥゥ!
尻尾振ってるぅ!
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作者名:刹那 | 作成日時:2019年8月9日 20時