恋 ５３ ページ3
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貴「みんな乗ったかい？」
RM「乗ったよ」
プライベートジェット機で、さぁアメリカへ。
今回は長旅ですのぉ。
貴「じゃあお願いします」
操縦士さんにそう頼んで、私も席に着いた。
隣には眠たそうなユンギ。
YG「ごめんなジョングガ〜」
やっぱ元気だわ。
ジョングクを煽ること楽しんでるわ。
JK「ムカつくんですけど」
JM「ムカつくんですけど」
YG「まさかのお前もいたか」
そうなんですねぇ。
まさかのジミンさんも、
なんか最近私が大好きみたいですねぇ。
JK「ヌナの隣が良いぃぃぃ！」
貴「もう離陸したので大人しくして頂きたい」
JM「俺はテヒョナでも良いよ」
V「でも！？でも良いよってどういうこと！？
ありがとうねジミナ！少し傷ついたけど！」←
まぁ、ジミナは年上だからか、
ジョングクよりは聞き分けがいい方。
ホントそれは助かるね。
YG「アイツらも凄いな。
よくこんなゴリラみたいな女を」
貴「おい窓ブチ割って落とすぞテメェ」
YG「…」
貴「寝たふりすんなや」
白いほっぺをバシッと指パッチンすれば、
あぁ？と低い声。
おっとぉぉぉ、、
YG「お前今何しやがった」
貴「…」
YG「お前こそ寝たふりすんなや」
ドゴッと脇腹に横からエルボ。
ちょっと待て、リターンが大きい。
痛いよ、凄い痛い。
YG「俺の眠りを邪魔すると」
JK「ねーえーヒョーンー！」
YG「こら、ヒョンの言う事遮らないの。
なんだいジョングガ」
吹き出すのは時間の問題。
ユンギが隣だと静かだと思ったのだが、
後ろがジョングクだったのが失敗だ。
JK「席変わって」
YG「飛行機が止まったらな」
JK「ねぇそれアメリカ着いてますーー」
貴「ブハッッwwww」
耐えて耐えてのコレだよ。
ゲラッゲラ笑う私を蔑むユンギと、
ヌナがっ笑っているっ。と、
嬉しそうに見るジョングク。
JK「ヌナの隣が良いー」
JH「俺の隣が嫌なのっ！？」
JK「そういうわけじゃないですよ！」
JH「酷いっ」
貴「うるさいぞダブルチョン」
大人しくしてろと言っているだろがい。
後ろを見ろ後ろを。
ほら朝早いのにみんな起きないから、
疲れきっちゃった長男が寝てるでしょ。
貴「大人しくしてないと」
YG「ジョングク、お前に全部英語訳してもらうぞ」
JK「ぉっとぉ…」
乗り出していた体が沈む。
そんなに英語が苦手か貴様。
貴「後でこれは勉強かなぁ」
JK「ヌナと！？喜んで！」
貴「ううん、ナムさんと」
JK「…ぐすん、」
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作者名：刹那 | 作成日時：2019年8月9日 20時
