恋 ６９ ページ19
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静かになったジョングクの部屋に入る。
さっきまで居たはずのこの部屋の主が、
ドアの前にいない。
え、神隠し？
RM「ジョングガ？」
JN「なになに、どっか行っちゃったの？」
トイレかな？なんて思って、
トイレのドアを開けるけどやっぱり誰もいない。
JH「ジョングガどこd、ひぃぎゃぁ！」
JN「何！びっくりしたな！」
前を歩いていたホソクの視線を辿れば、
部屋の角にズーーーーン…と沈んでいるマンネ。
え、何か凄い空気暗いんだけど。
RM「何となく…ジメジメしてる…」
JH「そのうちキノコ生えそうだな」
JN「お前wwwwwキノコはwwww草wwww」
JH「ジニヒョン」
JN「ミアネヨ」
だって面白かったんだもん。
って言いたいのは山々だけど、
今は湿気を発生させている彼のケアが大切。
JN「さっきまでドア壊しそうな勢いだったのに、
今は結構しょぼくれてんじゃん？
なに？情緒不安定なの？」
座っているジョングガを立たせて、
ベッドに全員が胡座をかく。
マンネは何処か泣きそうだ。
JK「僕、ヌナに迷惑かけてばかりで、
プラスα ヒョン達にも迷惑かけてる」
JH「迷惑ではないよ」
JK「でも、」
なるほど。
自分がみんなに迷惑をかけている。
そう考えたら辛くなってしまったのか。
RM「まず第１に、俺達は迷惑じゃない。
そりゃヌナ一直線が時には傷だけど、
でもやっぱり俺達のマンネだから良いんだよ」
JN「Aだって迷惑だと思ったら、
ちゃんと迷惑だって言葉にするだろうしね」
３人でウンウンと頷いていれば、
キョトンと目を丸くしていたマンネの目から、
大粒の涙が落ち始める。
わわわわ、そんな泣く？
JH「泣くなよジョングガ男だろ〜？」
JK「っ、だっでっ…」
RM「久し振りにグガの涙見た気がする」
JN「あー確かに」
可愛い可愛いマンネの頭を自分に引き寄せる。
うりうり〜と頭を乱暴に撫でた。
いつもは「やめてくださいよ」なんて言うけど、
今は静かに成されるがまま。
JN「俺らのマンネ〜」
確かにグガはAのことが大好き。
もうこれストーカーになるんじゃないかレベルも、
逆に、もっとそこは押せよお前！って時もある。
そりゃサッパリはしてないけど、
一途だし、Aのことしか見てない。
あー、ちょっと嫉妬。
JH「ヒョン！俺にもさせてくださいよ！」
JN「へーんっ！長男だけー！
長男の特権なんですー！」
RM「格好悪いと思わないんですか？」
JN「ごめんね！！」
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作者名：刹那 | 作成日時：2019年8月9日 20時
