恋 ６５ ページ15
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RM「皆さん３日間お疲れ様でした！
成功できたのは皆さんのお陰です！
本当にありがとうございました！」
流暢な英語を話している、
我らがリーダーキムナムジュン。
３日間のコンサートが無事終了し、
関係者全員で近くの居酒屋へ。
さぁ乾杯しようと私はグラスを手に持ったのだが、
誰も手にグラス持たないし、
まずナムジュンが乾杯とも言わない。
あんれ？と思い、彼に目を向けると、
優しく彼は微笑んで、
RM「そして、今日は、
僕たちの最高のマネージャー、
イ・Aの誕生日！」
あ、
全「「Happy birthday！！！」」
そうだ。
私、今日、誕生日だ。
RM「俺たちの道を作ってくれてありがとう。
良い１年にしてほしい」
JN「俺より年下なのに俺たちの面倒見てくれて
本当に感謝してるよ。ありがとう」
YG「あー、俺たち良く喧嘩するけど、
喧嘩するほど仲良いって言うじゃん。
…いつも、その、ありがとう」
JH「褒めて伸ばすAにいつも助けられてるよ。
俺もそうなれるように頑張るね！
ハッピーバースデーA！」
JM「ずっと俺たちから離れないでねA。
いつもありがとう。そして、おめでとう」
V「パスポートとか無くしたり、
俺１番問題児だと思うけど見捨てないAが、
超超超大好き！ハッピーバースデー！」
視界が段々と滲んでいく。
我慢しろと唇を噛んで、
最後のマンネの言葉を聞いた。
JK「強そうで、実は弱くて、頑張り屋で、
大真面目で、僕達を大切にしてくれる」
貴「…っ」
JK「そんなヌナは、僕達の大切な仲間です。
そして、光です。灯台です。
僕達の道を今まで照らしてくれてありがとう。
これからも照らしてください。
ハッピーバースデー。ヌナ」
灯台の灯台になれるなんて、
貴方達の光になれてたなんて、
想像もしたなかったや。
BTS「「ハッピーバースデー！A！！」」
我慢していた涙が一気に溢れる。
貴「みんな大好きぃぃぃっ、」
JK「ほら、ヌナ！早く来て！」
貴「うおわ！」
グクに手を引かれて、
準備をしていた６人の元へ。
グクの引く力が強かったのか、
私は彼に放り投げられたようなもので。
貴「ぎゃあっ！」
カメラマンが撮ってくれた２枚の写真。
１枚目は、放り投げられた私が、
メンバーの中に思いっきり突っ込んで、
それに驚いているメンバー達。
２枚目は、
みんなの真ん中に立って、
過去最高の笑顔でピースする写真だった。
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作者名：刹那 | 作成日時：2019年8月9日 20時
