ハート泥棒 59 貴女side ページ9
結局寝れなかった。
もう朝の6:30。
少しだけ白い朝日の光がカーテンの隙間から差す。
貴「…はぁ」
瞼を閉じれば、昨日の情景。
ふと自分の唇をなぞる。
告白された?…告白されたね。
キス、された?…キスされたね。
返事は後で良いって言われたけど…。
貴「おおお落ち着け私、大丈夫だ」←
キスなんてしたことないし、
あんな真正面で告白もされたことない。
告白の大体は、メールとか友達から伝わるとか…。
貴「やめやめやめ、考えるんじゃないよバカ」
一気に体温が上がって、
いつもなら寒くて出られないベッドから、
すぐに出れた。でも少しだけ床は冷たい。
仕事に支障を来たさない女なの。
そう区切りをつけて、私は部屋着を脱いだ。
貴「休みだぁ?」
オフィスに入ればソクジンからの報告。
私を悩ませる原因の張本人が休みらしい。
JN「39.8℃の高熱だってさ」
RM「疲れが出たんですかね」
まぁ確かに詰め込んでいたし、
仕方ないかもしれないけれど。
JN「帰りに寄ってあげてA」
貴「何で私が」
JN「相棒でしょ。これみんなから」
ソクジンから受けとったビニール袋を見れば、
ゼリー、カットフルーツ、スポドリなどなど。
相棒だけど今はそれどころじゃ無いのに。
JM「そんなに行きたくないんですか?」
貴「え?」
JM「いつもなら直ぐ納得するのに」
行きたくない…と言えば嘘かもしれない。
いつも飛びついてくる奴が居ないのは寂しいし、
39.8℃なんて辛いに決まってる。
ただ、昨日の事があってから気まずいだけで…。
JM「何かあったんですね」
JH「ぜーったい何かありましたー!」
何かあったと断言する2人。
さすがエリート部署。洞察力が鋭い。
JM「俺の推測によるとー」
YG「告白されたな」
JM「俺が言おうと思ってたのに!!」
なんなのこの部署。
全員が「やっぱりー?」と口に出すってことは、
みんな知ってたって事?
JN「キスでもしちゃったりして」
貴「なっ」
YG「したなこれ」←
ユンギの言葉にジミンは食い付いた。
ソファに座らされ、事情聴取のような形に。
JM「キスはしたのか!」
貴「黙秘します」
JM「黙っていたら何も分からないぞ!」
貴「分からないようにする為の黙秘です」
JM「あ、それもそうですね」
絶対コイツ事情聴取向いてないってー。←
そこはもっと追い詰めろよコイツー。
YG「俺に変われジミン」
あれ、なんか楽しそうだぞこの人。
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刹那(プロフ) - ゆきさん» そう言ってもらえて嬉しいです!読んでくださってありがとうございました! (2019年2月16日 14時) (レス) id: c8b3225801 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 終わりなのがもったいないです!!!楽しかったです! (2019年2月16日 11時) (レス) id: db83038336 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - 21世紀少女さん» ありがとうございます!ファンなんて!嬉しいです!全話見てくれてるなんて嬉しすぎます!これからも頑張りますね! (2019年1月8日 23時) (レス) id: c8b3225801 (このIDを非表示/違反報告)
21世紀少女 - コメント失礼します、!刹那様の作品全部読ませていただきました、もうとてもとてもストーリーの構成から結末への持って行き方までドキドキハラハラで本当に目が離せません、!勝手にファンになりました(( 今回の作品も大好きです、!更新楽しみに待ってます! (2019年1月8日 20時) (レス) id: 97ebd3570d (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - primavera2525さん» そう言っていただきありがとうこざいます!更新頑張りますね! (2019年1月6日 13時) (レス) id: c8b3225801 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:刹那 | 作成日時:2018年12月8日 20時