ハート泥棒 ６７ ページ17
V「あれ？」
ホワイトボードの前に作られた椅子に座ると、
１人いないことが分かる。
朝いたはずのジミンがいない。
V「ジミンは？」
JN「ジミンには真犯人に関係ありそうな
暴力団の所に行ってもらってる」
さすがジニヒョン、行動が早い。
というか真犯人は暴力団に関係してるの？
JN「みんな揃ったから始めるよ」
ジニヒョンの定位置のホワイトボード前。
新しく入った俺の天敵ジョングクは、俺の隣に。
新人とは思えない程、真剣な表情。
JN「前回の容疑者から聞き出した事は言ったね。
４ヶ月前に真犯人は犯行を持ち掛けたらしい。
殺害された４人と未遂の１人は医師になる予定。
それが俺としては謎って感じかな」
貴「まぁ、確かに。あと何で暴力団が？」
JN「真犯人とはインターネットで連絡を取ってたみたいだから、ユンギがそのアドレスを先に調べておいてくれたよ」
眠そうなユンギヒョンは親指でグッドサイン。
まじでイケメンユンギヒョン。
RM「ほかに何かわかった事は？」
JN「容疑者が口を割らなくてね。
俺が今日言ったことが全部だよ」
JH「…手当たりしだいになるってことか」
YG「あとはジミンに頼むしかねぇな」
こんなにあっさり終わって良いのかと思う程だ。
情報が少ないからかもしれないけれど、
驚くほど会議が呆気ない。
貴「容疑者に聞いてみるわ」
JN「口割るか分かんないよ？」
貴「割らないなら強引にでも割ってあげるわよ」
こちとら設備の整った刑務所で
のうのうと過ごす奴とは真逆の忙しさなのよ。と、
首をゴキゴキ鳴らしながら歩くAさん。
隣のジョングクを見れば青い顔…
っていうのは嘘で、めっちゃ目がキラキラしとる。
JK「これが第１刑事課っ…」
V「お前以外と可愛いとk…あぁ！ごほ！おえっ」←
JK「え？なんて？」
可愛い所あるじゃんって言いそうだったー。
あっぶねーまじでー。
俺の天敵だから認めないぞまじでー。←
そんなこと思っていれば、
いつのまにか居なくなったAさん。
先に行かれちゃった。とほほ。
仕方ない。俺も調べるか。と、
背中をぐっと伸ばした時だ。
小さめな声でジョングクが俺に声を掛ける。
JK「テヒョイヒョン」
V「ん？」
JK「Aさんの右手、どうしたんですか？」
あぁ、コイツ知らないんだよな。
１週間前の事件のこと。
V「護衛対象者を守る時、
これから聴取する容疑者に付けられた傷」
JK「…」
V「Aさんの戦った証だ」
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刹那(プロフ) - ゆきさん» そう言ってもらえて嬉しいです！読んでくださってありがとうございました！ (2019年2月16日 14時) (
レス) id: c8b3225801 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 終わりなのがもったいないです！！！楽しかったです！ (2019年2月16日 11時) (レス) id: db83038336 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - 21世紀少女さん» ありがとうございます！ファンなんて！嬉しいです！全話見てくれてるなんて嬉しすぎます！これからも頑張りますね！ (2019年1月8日 23時) (レス) id: c8b3225801 (このIDを非表示/違反報告)
21世紀少女 - コメント失礼します、！刹那様の作品全部読ませていただきました、もうとてもとてもストーリーの構成から結末への持って行き方までドキドキハラハラで本当に目が離せません、！勝手にファンになりました(( 今回の作品も大好きです、！更新楽しみに待ってます！ (2019年1月8日 20時) (レス) id: 97ebd3570d (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - primavera2525さん» そう言っていただきありがとうこざいます！更新頑張りますね！ (2019年1月6日 13時) (レス) id: c8b3225801 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：刹那 | 作成日時：2018年12月8日 20時
