FIGHT 5 ページ5
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JK「えぇぇぇ!まじで!!??」
JM「あーうるさいうるさい!うるさーい!」
JK「適当に言っただけですよ俺!」
片手で口を押さえて驚く様子を見せるジョングク。
ただ言っただけだったら冷静に対応しておけば…。
くっ、悔やんでも仕方がない。
JK「確かに可愛かったですけど、えー!嘘ー!」
JM「うるさいなぁ!まだ分かんないだろ!
可愛いなぁって思っただけで!」
JK「いやでも、えー、まじで?まじかぁ」
なにニマニマしながらこっち見んだよ。
やめろ。やめろその視線。
JK「あ、」
JM「今度はなに」
JK「肉まん買い忘れた、はい行ってらっしゃーい」
は?
え、いやいや、肉まんなら袋に入ってるし、
ってお前が食っとるやないかい。
JK「買い忘れた、んだから、早く」
JM「あからさまに食ってんじゃないよ」
食べます?なんて小さくちぎって口に入れられる。
あれ、これ、
JK「これ肉まんじゃないですよ。餡饅みたいです」
JM「結局買わなきゃじゃん!」
JK「だから早く言うてるでしょうが!」
JM「えぇ!」
絶対今のは後付けだろ!
なに「餡饅なの知ってましたよ?」感出してんの!
JK「俺先行ってるんで」
JM「…わかりましたよ」
JK「ファインティンっ」
そんな可愛く言われたって嬉しくないやい。
悪魔の微笑みだわ悪魔の。
貴「いらっしゃいませー、あ、」
JM「…ども、」
コンビニに戻って中に入れば、
あの子がレジに立っている。
俺を見た瞬間、「あ、あの人だ」という顔をして、
ニコリと微笑んでくれた。
くっ、可愛い…っ。
JM「あの、肉まんありますか?」
貴「肉まんですか?少々お待ち下さい」
フワフワな髪を揺らしながら奥に行く彼女。
どこを見れば良いのか分からず、
ソワソワと店内を見渡すだけ。
貴「お待たせしました。
ただ今仕入れしてましたので、お売りできますよ」
JM「あ、じゃあそれ1つ」
貴「はい、ありがとうございます」
財布から小銭を出して、彼女に渡す。
綺麗な手。指長いし、爪の形も綺麗。
貴「温めますので少しお待ち下さい」
そう言ってまた奥に消えた彼女。
制服についていた名札には【実習中】と書かれていて
最近ここに来たばかりなのかなとか考えた。
可愛いなぁ。
名前なんていうんだろう。
高校どこ行ってるのかな。
うわ、柄にもない事考えてんじゃん俺。
隠れ不良がこんなこと考えんなよバカ。
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刹那(プロフ) - hさん» きゃああぁ!ありがとうございますぅぅ!好きぃぃ! (2020年3月19日 22時) (レス) id: 7c1d559c3c (このIDを非表示/違反報告)
h(プロフ) - あぁぁあ面白い好きぃぃいい! (2020年3月15日 8時) (レス) id: 9473de3ca6 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - まさきさん» こちらこそ遅くなってすみません! (2020年3月6日 7時) (レス) id: 7c1d559c3c (このIDを非表示/違反報告)
まさき(プロフ) - 更新ありがとうございます! (2020年3月5日 23時) (レス) id: 870f22a38b (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - レイコさん» 返信遅くなって申し訳ありません!ありがとうございます! (2020年2月21日 14時) (レス) id: 7c1d559c3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:刹那 | 作成日時:2020年1月18日 11時