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FIGHT １７ページ17

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貴「えと、その、」

JM「うん、」

貴「連絡先とか、交換したいなって思って、」

はい来ました俺の昇天タイム。

なになになにこの可愛い生物ホント好き。

貴「カトク、交換しちゃ、ダメ？」

JM「良いに決まってる！あ、えと、」

貴「やったぁ！」

つい噛み付くように返事しちゃったけど、

案外気にしてないようだから安心だ。

貴「これでもっと話せるね！」

落ち着け？落ち着けよパクジミン。

例え可愛くても自制心を保つのだ。

保ってこの時間を乗り越え

JM「～～可愛い！むり！！」

貴「え？ジミン君？」

JM「いや、何でもない」

あっぶねぇ…。

それにしても、

連絡先交換するために此処に来たとかヤバいだろ。

健気！儚い！まさかこの子は天使なのかっ？

貴「ごめんね、急に。
待ち伏せみたいになっちゃったけど、」

JM「いやいや！ビックリしたけど、
でも、嬉しい方が勝ってる…笑」

貴「嫌に思われなくて良かった笑」

あれ、やっぱりいつもと髪型違う。

前まで片方の耳近くを編み込み？してたけど、

今日は両サイドだ。

JM「髪型変えたの？」

貴「あ、うんっ。小さなイメチェンって感じ笑」

君の中で小さくても、

俺の中では東京ドームくらいの大きさ。

どうぞもっとしてください。←

JM「似合ってるよ。可愛い」

貴「えへへっ、ありがとう」

照れたように髪を触るAちゃん。

やっぱり天使みたいこの子。

貴「じゃあ、もう帰ろっかな。遅くなっちゃうし。
急にごめんね！ありがとう」

JM「あ、送って行こうか？」

貴「ううん！大丈夫！
さっきお兄ちゃんが迎えに来るって連絡来たから」

JM「じゃあ平気かな？気を付けてね」

貴「うん！ありがと！」

ヒラヒラと手を振って走っていくAちゃん。

JM「かんわあぃぃぃいぃっ♡」

連絡先の入ったスマホを抱いて悶える。

その時、

後ろから肩に手を置かれた。

V「俺の顔も見ずジミンに行ったぞあの子」

JM「うわあっ！！」

V「うっらやましいったらありゃしない！
俺が思ってたより全然可愛いじゃん！」

JM「失礼だなお前！限りなく失礼だ！」

ってお前ら学校戻ったんじゃないのかよ！

あぁ！ジョングガの唇が震えてんぞ！

お前さては遠くから俺達を眺めていやがったな！

JK「南を仕切るリーダーがあんな顔…」

JM「え、どんな顔してた…？」

V「んー、簡単に言うと、
暖房に当たってドロドロに溶けたアイスって感じ」

JM「…嘘だろ」

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