F I G H T (ページ13)

今日:4 hit、昨日:7 hit、合計:212,033 hit

FIGHT １３ページ13

.

JM「可愛い可愛い可愛かったどうしよう」

JK「はい、１回深呼吸」

JM「すぅぅーーーー、はあぁぁぁ…」

JK「それで？何があったんですか？」

４時間目が終わった後の昼休憩。

いつもの通り屋上の地べたに座って昼食だ。

テヒョナとジョングガは俺に興味津々。

いや、正しく言えば、俺の話す話に興味津々。

JM「…ってことが昨日ありまして」

V「…ジミナ」

JM「テヒョンア」

V「おめでとう！！！」

JM「ありがとう！！！」

俺とテヒョナは思い切り抱き付く。

お前のおかげだよテヒョンア。

お前がメモを呆れるくらいくれたから、

俺は名前も学校も聞けたんだ。

JK「いややや、ちょっと待って」

JM「ん？」

JK「Aさんはヒョンのこと知らないんですか？
ほら、違う世界ではヒョン有名だし」

あぁ、それは、

JM「俺の名前言っても何にも無かったよ。
南の奴らは全然知らないって」

JK「ほっ、良かった」

何にも考えないで名前を言ってしまった時は、

内心焦っていたけど、本当によかった。

『不良』なんてレッテル貼られていたら、

これから先話すことも無かっただろう。

JM「俺も頑張んないとなぁ」

V「自然体が１番だよ」

JK「そうですよ」

JM「立ってるだけで絵になるお前らが言うな」

今日もいるって言ってたし、

放課後寄っちゃおう、かな。

貴「あ！ジミン君！」

JM「…来ちゃった笑」

今まで通り人の入らないコンビニに、

放課後１人で寄っていく。

嬉しそうに笑う彼女を見ると安心した。

JM「本当に人入らないんだね」

貴「うん、ここはね。ずっと暇なの。
だからジミン君来てくれると楽しいや」

っかぁぁ！←

何この子天使か何か？

今吐血しそうだったよ。

貴「あの人はいないの？」

JM「あの人？」

貴「前一緒に来てた男の子」

JM「あぁジョングガかな」

ま、まさかっ、

ジョングガに一目惚れっ、！？

たしかにアイツ格好良いけど…！

JM「…気になる？」

貴「ううん。ジミン君最近１人で来るから、
喧嘩でもしちゃったのかなって」

JM「なんだ。…あ、いや、
別に喧嘩とかはしてないよ」

アイツとはね？

他の連中とはちょいちょいやってるけど。

貴「今日は何か買っていくの？」

JM「んー、どうしようかなって思ってる」

貴「何にも目的無かったの？笑」

口を押さえて笑う彼女に一言。

JM「Aちゃんに会いにって言ったら、笑う？」

おおお？待て待て待て待て。

何言ってんだ俺。

.