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FIGHT ７ページ7

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JN「A～！愛しのA～！」

母「おかえりソクジナ。Aならリビングよ」

JN「母さんただいま！ありがと！」

バタバタと玄関から走ってリビングへ。

俺の愛しのAちゃん！

きっと俺のことを待っているでしょう！

JN「ただいまA」

貴「あ、お兄ちゃん。お帰りなさい」

JN「はい可愛い！ちょっと待って写真撮りたい、
あ、動かないで今カメラを」

貴「やめてよ恥ずかしい！」

スマホのカメラを起動しようとすれば、

ベシッと体を叩かれる。

良いんだよ。オッパは許すよ大丈夫。

ってそんなことより、

JN「アルバイト許しませんからねお兄ちゃん！」

貴「もう行ってきたよ？」

JN「………まぁなんてこと！」←

カトクには『バイト始めるから』って書いてたのに！

まさかもう始めてたとでも言うのか！

貴「１週間くらい前から始めてるの。
お兄ちゃん絶対反対すると思って。ね？お母さん？」

母「んふふ、そうねぇ」

キッチンで頷く母さん。

ちょっと待って。俺だけ除け者？

母「お父さんも知ってるわよ」

JN「本当に俺だけじゃんか」

絶望に満ちた心が重すぎて床に膝をつく。

お風呂に入ったであろうAは、

のんびりとスマホをいじっていた。

JN「何処でバイトしてるんだい…」

貴「南の高校の近くだよ」

JN「何でそこで、」

貴「私そっち方面の高校だもん。
それに時給良いし、あんま人来ないし」

南、。

南の高校の近く、、。

JN「ねぇまさか男子校の近く？」

貴「ん？うん。そこしかコンビニ無いから」

JN「はぅあ！！」

まさか、まさかのアイツらの高校の近くっ！

なんでよりにもよってそこにしたの！？

JN「いっぱい来たでしょ人！男子高校生！DK！」

貴「来ないって言ってるじゃん…。
来たとしてもチラホラしか、」

JN「やっぱり！お兄ちゃん許しません！」

んもうっ！とスマホをソファに置くA。

立っている俺の前に立って上目遣い。

貴「許してお兄ちゃん」

JN「…くっ、はぁっ、痛い。心臓と良心が痛いっ。
許し、許し、たいけどダメですダメ！危ない！」

危なかったぁ、。

危うく許してしまうところだった。

.妹が南でバイトしてるって…

砂糖よかったな。

大事件ですから！！

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