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FIGHT ３０ページ30

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JM「平気！？」

V「平気だって…何回も言ってんじゃん」

JM「本当に平気！？」

V「いいから行ってこいよ早く！」

ゲシッとテヒョナに蹴られて始まる日曜日。

家が隣同士の俺達は、

デートが決まった途端大忙しだった。

V「自信持てよ格好いいから」

JM「あ、ありがt」

あぁこいつ本当に良い奴。と思って、

御礼をしようとしたが、

【バタンッ】

と玄関のドアを閉められる始末。

お前、寝たいだけだろ。

JM「はいはい、行ってきますよーだ」

黒スキニーにハイネックニット。

それにコートを合わせただけのシンプルな服装。

頑張りすぎも良く無いっていうし。

待ち合わせ場所は、いつものコンビニ。

ポケットに手を入れて緊張を解す。

貴「あ！ジミン君！」

JM「Aちゃん」

後ろからパタパタ走ってきた音がして、

振り返ってみれば、

はい天使。←

貴「遅れてごめん！」

JM「全然遅れてないよ笑むしろ早い笑」

貴「良かったぁ」

瞼がキラキラしてる。

唇がほんのり赤くなってる。

服もやっぱり女の子らしくて、

なんか凄く胸が苦しくなった。

貴「ジミン君今日前髪上げてる」

JM「あー、と、似合う？笑」

貴「似合う！！凄い似合う！」

朝、鏡の前で奮闘して良かった。

ってそんなこと考えてるんじゃない！

JM「Aちゃんも可愛い！すっげぇ可愛い！」

貴「あ、ありがとう」

JM「超可愛いっ」

あ、ほっぺ赤くなった。

可愛いなぁ本当に。

JM「じゃ、行こっか」

貴「うん！」

あー！手繋ぎたい！

けどまだ付き合ってないだろ！

抑えろ抑えろこの衝動！！

JN「ナムジュナ」

RM「暇なんですか」

JN「俺は今、Aが心配で心配で」

RM「暇なんですね」

だーって日曜日に妹がいないんだよ！？

俺だってAとお出かけしたいのに！

RM「でも前ジニヒョン言ってたじゃないですか」

JN「…」

RM「妹の幸せは～」

JN「兄の幸せですはい」

そーなんだけどさーあ！？！？

どこの馬の骨かも知らない男にさーあ！！

RM「いつもみたいについて行けば、」

JN「釘刺されたよねーって」

RM「ふはっ、そうなんですか」

JN「今笑ったでしょ。笑ったよねナムジュナ」

RM「いえ全く」

ツーショット撮ってきなって言っても、

『相手がどんな人なんか見る為でしょ』って、

まさかのこっちの心ん中見破ってるし。

RM「ドンマイです。ドントマインド」

JN「何故２回言う」

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