KILLER ９４ ページ44
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YG「ナムジュナ」
RM「はい？」
YG「俺、正しい判断したかな」
RM「まだそんなことで悩んでるんですか。
大丈夫ですよ。貴方はちゃんと正しかったですから」
あの日から約１年。
俺の言葉で出て行ったアイツが、
ちゃんとテヒョナを連れて帰ってきてから１年だ。
RM「ヒョンは何に悩んでるんですか」
YG「…、」
RM「Aちゃんを表世界に行かせた方がいいか？
それともお互い１人になった方が幸せか？って？」
う…こいつ鋭い。
RM「有り得ませんよ。あの２人に関しては。
２人で１人なんですから。
片方が欠けたら今まで通りじゃいきません」
YG「分かってる」
分かってるんだ。分かってるんだけど。
もし、この先何かが起きて、
その何かのせいでどっちかが欠けたら、
この裏街じゃあきっと生きていけない。
そのくらい２人は依存してる。
良い意味でも、悪い意味でも。
RM「ヒョンは重たく考えすぎなんですよ」
YG「…」
RM「優しいから仕方ないですけどね」
YG「優しくない」
RM「どの口が言ってるんですか笑」
コトッと目の前にガラスが置かれる。
夕陽のようなオレンジ色と薄紫色のグラデーション。
何でだろう。
安心してしまうのは。
RM「きっともう少しでホソクが来ますよ。
今日は給料日なんで。
給料日の日は絶対俺のところに来るんです」
YG「アイツもアイツだな」
RM「今日はスモークチーズでも買ってくるでしょう
前はビーフジャーキーでしたから」
クサズ恐るべし。
RM「…３、２、１、」
JH「やっほー！おつまみ買ってきたよー！
今日はスモークチーズ！どう？センス良いでしょ？」
YG「ふはっ笑笑」
JH「お！ユンギヒョンじゃないですか！
一緒に呑みましょ！ね！あれ？もう飲んでるの？」
本当に以心伝心かっつーの。
ナムジュンの言葉が当たりすぎて笑い止まんねぇ。
YG「ほんっと分かりやすいな笑」
JH「え？なになに？貶されてるの？俺貶されてる？」
RM「そうかもしれないな」
JH「ちょーっとユンギヒョーン！」
隣の椅子にピョンっと飛び乗って、
ガサガサとビニール袋からおつまみを出すホソク。
YG「全部スモークチーズじゃねぇか」
JH「色んなものが売ってたんで」
YG「味一緒だろ」
RM「へぇ、こんなにあるんだな」
今思った。
テヒョンとAが大事にしてるのって、
JH「ヒョン！食べてみてくださいよ！」
RM「このカクテル合いますよ」
こういう時間なのかもしれない。
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刹那(プロフ) - サムさん» 読んでいただきありがとうございます！ドキドキさせて頂いたのなら嬉しいです…！こちらこそありがとうございました！ (2020年1月18日 8時) (
レス) id: 7c1d559c3c (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - 美優さん» ありがとうございます！読んでいただき嬉しいです！ (2020年1月18日 8時) (レス) id: 7c1d559c3c (このIDを非表示/違反報告)
サム - めちゃくちゃ面白かったです！みんなかっこよくて優しいくてすごくいい人達でドキドキしました！それに私テテペンなのですごく嬉しかったです。こんないい作品書いてくださってありがとうございます！ (2020年1月16日 17時) (レス) id: 3d65728490 (このIDを非表示/違反報告)
美優(プロフ) - いい！めっちゃいい！！みんなカッコよすぎる。 (2020年1月16日 2時) (レス) id: ea79e11dc9 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - きききさん» こちらこそ最後まで読んでいただきありがとうございます！本当に嬉しいです！ (2020年1月15日 19時) (レス) id: 7c1d559c3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：刹那 | 作成日時：2019年11月20日 16時
