KILLER ９１ ページ41
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貴「ねぇ。血だらけだよ」
JK「あ？別にいいだろ」
貴「きったねぇなぁ！」←
JK「お前もお前で汚ねぇからな！？」
貴「やだっ。女の子に汚いってっ…っ」
JK「え、女の子だったの…？」
貴「マジで殺すよ」
仕事が終わってギャーギャー言いながら裏街へ。
私が殺し屋を始めた途端、
前までジロジロ品定めするような目で見ていた男達が
パッといなくなった。
やっぱ殺されるかもしれない可能性は嫌よね。
JK「それにしても、ヒョン達凄いよなぁ」
貴「何で？」
JK「いや。この仕事を１人でやってるんだろ？
俺たちは２人でいっぱいいっぱいだし」
貴「まぁ慣れもあるんじゃない？」
JK「そうかなぁ」
私が殺し屋になった理由。
１つは、裏街の暗黙のルールとして、
殺される前に殺せ。という言葉があるから。
だから私は殺す側に移っただけ。
２つ目は、この街で選択肢は無いから。
最後の３つ目は、
テヒョンさんと同じ道を歩みたかったから。
本当は人を殺すなんていけないし、
前までの私は絶対にやらなかったであろう。
でも、
何となく、この人の背中について行きたいなって、
そう思ってしまったから。
JK「俺もジミニヒョンみたいになれるかな」
貴「ジミンさんはやっぱり凄い？」
JK「全部速い。殺るのも、後片付けも」
貴「ヘェ〜」
ジョングクはずっと前から、
元から殺し屋になるって決めてたから、
実力も現場に行く力も私より全然上だ。
だけどそんなジョングクに難点。
貴「だからそんなに雑なの！？」
JK「雑！？」
貴「速くやろうとしてるから汚いのね。
なるほどね〜。後片付けも綺麗じゃ無いし、」
JK「俺が雑なわけっ…ないとはいえない、な」
きっとジミンさんは速いけど綺麗だろうな。
テキパキしてそう。
速さ目指しすぎたらダメだってさジョングク君。
JK「テヒョンイヒョンはどう？」
貴「テヒョンさんは普通だよ。
速くもなく、遅くもなく。何となくだけど、
『ごめんね』って思いながら殺ってる気がする」
JK「…あ〜…そんな感じするかも」
１回だけテヒョンさんが連れて行ってくれた仕事。
ただ後ろをついて行っていただけだけど、
その後ろ姿が段々と小さくなっていくのが、
本当に本当に切なかった。
今すぐに抱き締めて一緒に泣きたいくらいだった。
貴「命は、大事にしなきゃね」
JK「ま。ばっちり矛盾はするけどな」
貴「命大事する殺し屋は必要だよ」
JK「そうかもしれないな」
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刹那(プロフ) - サムさん» 読んでいただきありがとうございます！ドキドキさせて頂いたのなら嬉しいです…！こちらこそありがとうございました！ (2020年1月18日 8時) (
レス) id: 7c1d559c3c (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - 美優さん» ありがとうございます！読んでいただき嬉しいです！ (2020年1月18日 8時) (レス) id: 7c1d559c3c (このIDを非表示/違反報告)
サム - めちゃくちゃ面白かったです！みんなかっこよくて優しいくてすごくいい人達でドキドキしました！それに私テテペンなのですごく嬉しかったです。こんないい作品書いてくださってありがとうございます！ (2020年1月16日 17時) (レス) id: 3d65728490 (このIDを非表示/違反報告)
美優(プロフ) - いい！めっちゃいい！！みんなカッコよすぎる。 (2020年1月16日 2時) (レス) id: ea79e11dc9 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - きききさん» こちらこそ最後まで読んでいただきありがとうございます！本当に嬉しいです！ (2020年1月15日 19時) (レス) id: 7c1d559c3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：刹那 | 作成日時：2019年11月20日 16時
