KILLER ８６ ページ36
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JM「と、とりあえず。
今はAちゃんが裁判所行ってるかもしれない…、
ってこと？」
JK「そうなりますね」
JM「そ、っか」
ちゃんと着いたのだろうか。
ここから裁判所までは結構遠い。
何かトラブルでも起きたら裁判は終わるだろう。
タクシーでも拾えれば良いのだけれど。
JK「スマホで調べれば良いじゃないですか」
JM「…怖いよ」
そう言うと、
ジョングクは呆れたような目で俺を見る。
分かるかこの気持ちがー！
もしかしたら死刑とか有罪とか…。
JM「それにこのスマホは仕事用で、」
JK「はいはい言い訳しない」
そう言いながらジョングクは俺のスマホを取り、
慣れたような手付きでいじっていく。
あ、おい馬鹿っ、
JK「…」
JM「…どう、だった」
JK「…」
JM「なぁ何か言ってくれよジョングガ、」
スマホを見ていたジョングクが唇を噛んで、
少しだけ目を伏せた。
その時、ポロポロと涙が落ちて、
あぁ間に合わなかったんだ、と察する。
その時、
玄関の方からバタバタと誰かが来る音が聞こえて、
後ろを振り返る。
目の前にいたのは、
貴「ジミ"ン"ざんっ、ジョングクっ」
大泣きして立っているAちゃん。
あぁ、Aちゃんとジョングクのダブル攻撃だ。
テヒョン、本当に間に合わなかった、んだ。
JM「…大丈夫、だよ。うん、」
貴「ごめんなざっ」
泣いている彼女を抱き締めようとして立ち上がる。
ギリギリまでもがいて助けられなかった。
それはきっと一生辛いものだろう。
泣きじゃくって小さくなるAちゃんに、
ゆっくりと手を広げて抱き締めようとすれば
V「ごめん俺いる」
JM「えぇぇぇぇぇぇぇ！？！？！？」
横からヒョイっと出てきたテヒョンイ。
え？待って？え？何で？幻？幽霊？←
貴.JK「「ぎゃっはははは！ひっかかったー！」」
JM「えぇぇ！？はぁぁ！？」
V「いやぁ弟達の演技は凄いねジミナ〜」
幻じゃないの…？と、
テヒョナにちょんちょんと触ってみる。
うわ、本当にいるじゃん。
V「ごめんねジミナ」
そう言って目の前にいたテヒョナが、
ゆっくりと俺を抱き締めた。
バキバキッと小さく鳴る背中の骨には構わず。
JM「あ、えと、」
V「辛い思い、させてゴメン」
耳元でそう聞いた瞬間、
我慢していた涙が一気に溢れて、
JM「うるせぇ馬鹿っ」
初めてテヒョナを本気で殴った。
V「イッタアァァァイ！腹殴る！？」
JM「もう１発くれてやろうか！！」
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刹那(プロフ) - サムさん» 読んでいただきありがとうございます！ドキドキさせて頂いたのなら嬉しいです…！こちらこそありがとうございました！ (2020年1月18日 8時) (
レス) id: 7c1d559c3c (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - 美優さん» ありがとうございます！読んでいただき嬉しいです！ (2020年1月18日 8時) (レス) id: 7c1d559c3c (このIDを非表示/違反報告)
サム - めちゃくちゃ面白かったです！みんなかっこよくて優しいくてすごくいい人達でドキドキしました！それに私テテペンなのですごく嬉しかったです。こんないい作品書いてくださってありがとうございます！ (2020年1月16日 17時) (レス) id: 3d65728490 (このIDを非表示/違反報告)
美優(プロフ) - いい！めっちゃいい！！みんなカッコよすぎる。 (2020年1月16日 2時) (レス) id: ea79e11dc9 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - きききさん» こちらこそ最後まで読んでいただきありがとうございます！本当に嬉しいです！ (2020年1月15日 19時) (レス) id: 7c1d559c3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：刹那 | 作成日時：2019年11月20日 16時
