KILLER ８５ ページ35
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あぁ、どれだけ泣いたんだろう。
JK「ヒョン、？」
JM「んー」
JK「ご飯、作りましたよ」
ソファに突っ伏して横になりながら、
少し気を遣ったジョングクの声を聞く。
ご飯を食べる気にもならないし、
まず動く気にもならない。
テヒョナ、今頃…。
JK「ヒョン」
JM「んー」
JK「自分を責めないでくださいね」
横目にジョングクを見る。
コトッとテーブルに料理が置き、
少しだけ寂しそうな目をしていた。
JM「テヒョナを止められなかったんだ。
ずっと一緒にいた仲なのに。親友なのに。
納得しちゃったんだ」
JK「そうですね」
JM「それを助けに行こうとするAちゃんも、
あの部屋に閉じ込めちゃったわけだし」
テヒョナを守るどころか、
突き放しているじゃないか。
今までの友情は何だったんだ。
テヒョナの生き様を見守るのが俺の役目？
そんなのある訳ない。
ある訳ないのに、。
JK「A、今頃何してるでしょうか」
JM「泣き疲れて眠ってるんじゃないの」
JK「いや、俺があの部屋から出したんですけど、
そこからどうなったかなーって思って」
ん？
JM「え？何？もう一回言って？」
JK「え？今頃何してるかなーって」
JM「いやその後だよ」
JK「ああ。俺があの部屋から出しました」
JM「………はい？」
よく見れば、
あの部屋のドアが少しだけ開いている。
JM「何で？え？どうやって？壊した？力尽くで？
そんなの出来るわけ、いやジョングクなら」
JK「普通にヒョンを見てただけですけど」
淡々と話すジョングクに、
動く気力もなかった俺すらも起き上がる。
ジョングクが出したってことは、
もしかしたら今、Aちゃんはテヒョナを、。
JM「何で出したの？」
JK「まずヒョンに出すなって言われてないですし、
テヒョンイヒョンにも頼まれてないですし」
あと、
そう言ってチラリと俺の方を見るジョングク 。
JK「本当は、
テヒョンイヒョンを助けたかったんでしょ」
JM「…っ、」
JK「夜中１人で泣いてたの知ってますよ。
どうやったら助けられるか、説得できるか、
夜な夜な考えてたんでしょうね。ヒョンの事だから」
最後に水の入ったグラスをコトッと置いて、
少しだけ不機嫌そうな顔になった。
JK「俺だって知らなかったんですから。
少しぐらい俺にも話してくださいよ」
JM「そしたらテヒョナ殴ってでも止めるでしょ？」
JK「まぁそんくらいはさせて頂きますよきっと」
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刹那(プロフ) - サムさん» 読んでいただきありがとうございます！ドキドキさせて頂いたのなら嬉しいです…！こちらこそありがとうございました！ (2020年1月18日 8時) (
レス) id: 7c1d559c3c (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - 美優さん» ありがとうございます！読んでいただき嬉しいです！ (2020年1月18日 8時) (レス) id: 7c1d559c3c (このIDを非表示/違反報告)
サム - めちゃくちゃ面白かったです！みんなかっこよくて優しいくてすごくいい人達でドキドキしました！それに私テテペンなのですごく嬉しかったです。こんないい作品書いてくださってありがとうございます！ (2020年1月16日 17時) (レス) id: 3d65728490 (このIDを非表示/違反報告)
美優(プロフ) - いい！めっちゃいい！！みんなカッコよすぎる。 (2020年1月16日 2時) (レス) id: ea79e11dc9 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - きききさん» こちらこそ最後まで読んでいただきありがとうございます！本当に嬉しいです！ (2020年1月15日 19時) (レス) id: 7c1d559c3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：刹那 | 作成日時：2019年11月20日 16時
