KILLER ７２ ページ22
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JH「いやぁ、かたじけない」
貴「いえいえ、これくらいしか出来なくて」
ニットをくれた御礼に、
少しお茶でもどうかとホソクさんを誘う。
ラッキーなことにこれから配達予定は無いらしい。
そんなホソクさんは少しだけ遠慮していたが、
私の押しに押され今はちょこんと座っている。
JH「綺麗にしてるのね」
貴「特に散らかるようなことしないですし。
はい、珈琲です」
JH「お、ありがとう。
でもここまで綺麗なのは珍しいよ」
貴「そうですかね」
ぐるりと部屋を見回す。
まぁテヒョンさん自体あんまり散らかす人では無いし
私もソファでゴロゴロしてるぐらいである。
JH「Aちゃん、ちゃんと食べてるかい？」
貴「食べてますよー」
JH「そう？少し痩せた気がするんだけど」
貴「んー、作るの面倒くさくて、
最近は軽めのをちょこちょこって感じかも」
テヒョンさんがいないって、
結構私の生活に影響してるんだなぁ。
早起きなんかしなくなったし、
ご飯なんてテヒョンさんがいなければ意味が無い。
１人で食べるのもなぁって感じだ。
JH「ダメだよ、ちゃんと食べなきゃ」
貴「だって寂しいんですもん」
JH「はぁーもーこれだからテヒョンっ子はー」
ジョングガもそうだったなぁ。と、
呆れたように呟くホソクさん。
JH「そうだ、ジョングクとジミナは？
遊びに来てくれないの？」
貴「あの人達もあの人達で忙しいみたいです。
あのジョングクも、
本格的にジミンさんに弟子入りしたらしいし」
JH「じゃあ実質俺だけしか会ってないの！？」
貴「そういうことになりますね」
あ、珈琲あつっ。
ホソクさん平気かな。
普通の顔して舌全然やけどしてたりして。
JH「俺にも仕事があるからなぁ。
ナムジュナ…アイツも何か仕事が来たんだっけ、」
貴「良いんです良いんです！
ホソクさんがたまに来てくれるだけで私は満足！」
そう言えば困ったように眉を下げるホソクさん。
良いんです。
そう考えてくれるだけで私は嬉しいから。
貴「何でみんな優しいんでしょう。
私だって拾われた身なのに」
こんなに優しいなんて逆に不安になる。
ホソクさんは少しキョトンとして、
私の頭を笑いながら撫でた。
JH「そりゃあ、大事だからだよ」
貴「え？」
JH「もうみんな家族みたいだからね。
拾われた身なんて関係ないさ。
テヒョンが大事にしてるものは俺達も大事にする」
なんかもう、
私、この人達大好きだ。
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刹那(プロフ) - サムさん» 読んでいただきありがとうございます！ドキドキさせて頂いたのなら嬉しいです…！こちらこそありがとうございました！ (2020年1月18日 8時) (
レス) id: 7c1d559c3c (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - 美優さん» ありがとうございます！読んでいただき嬉しいです！ (2020年1月18日 8時) (レス) id: 7c1d559c3c (このIDを非表示/違反報告)
サム - めちゃくちゃ面白かったです！みんなかっこよくて優しいくてすごくいい人達でドキドキしました！それに私テテペンなのですごく嬉しかったです。こんないい作品書いてくださってありがとうございます！ (2020年1月16日 17時) (レス) id: 3d65728490 (このIDを非表示/違反報告)
美優(プロフ) - いい！めっちゃいい！！みんなカッコよすぎる。 (2020年1月16日 2時) (レス) id: ea79e11dc9 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - きききさん» こちらこそ最後まで読んでいただきありがとうございます！本当に嬉しいです！ (2020年1月15日 19時) (レス) id: 7c1d559c3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：刹那 | 作成日時：2019年11月20日 16時
