KILLER ７１ ページ21
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貴「まだかなぁ」
テヒョンさんが仕事に行って１週間。
ホソクさんも３日に一度は来てくれて、
少し気にかけてくれてるみたい。
貴「さみぃぃ」
コンセントを付けてヒーターを入れる。
早く暖まれぇ暖まれぇ。
そんな願いをしながらヒーターの前に体育座りして、
ぐるりと部屋を見回す。
案外、この部屋広いんだなぁ。
全然感じてなかったけど、
テヒョンさんいないだけでこんなに広く感じるかぁ。
貴「嫌だなぁ、寂しい」
３日間の任務でさえ寂しいのだ。
こんな長期任務私に耐えられるだろうか。
無理だ。絶対に無理。
ジョングクみたいに付いていけば良かった！
まぁ明日もホソクさん来てくれるみたいだし。
大丈夫、また明日までの我慢よA。
JH「こんにちはAちゃん」
寂しさを我慢し、次の日のお昼頃。
昨日言った通り、ホソクさんはやってきた。
貴「こ、ん、にちは、」
JH「ん？どうかした？何か付いてる？」
はい、顔面に血がべったりと。
JH「ああ、これ。配達途中にお邪魔虫がね」
貴「な、なるほど」
潰れた人が転がってないことを祈るばかり。
てか本当にホソクさんもあっち系なんだ。
こんな優しく笑う人がなぁ。
JH「あぁそうだ。はい、これ」
貴「え？」
JH「今の時期寒いでしょ？
これ街で見かけてAちゃんに似合うと思ってさ」
大きな肩掛け鞄から出したのは、暖かそうなニット。
持ってみると柔らかい毛糸で出来てて、
ハイネックの形だ。
貴「えー！くれるんですか？」
JH「安い物だけどゴメンね」
貴「いやいやそんなそんな」
急いで部屋に戻ってニットに着替える。
そしてまたすぐに玄関に戻りホソクさんの元へ。
貴「サイズぴったりです！凄い！」
JH「かーわーいーいー！！」
貴「えへへ〜♡」
生地もチクチクしないし、
ダボっと作られた形が暖かい。
貴「テヒョンさんも可愛いって言ってくれるかな」
帰ってきて、
「なにそれ可愛いー！」って、
ぎゅーってしてくれるかなぁ。
してほしいなぁ。
JH「本当にテヒョナが大好きだね」
貴「恥ずかしながら…」
JH「ははっ、良いと思うよ」
そう笑って、ホソクさんは優しく頭を撫でる。
JH「大丈夫。可愛いって言ってもらえるさ」
貴「…いひひっ、楽しみだ」
JH「そん時は俺の株も上げといてね」
貴「えー」
JH「何よえーって。こっちがえーよ」
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刹那(プロフ) - サムさん» 読んでいただきありがとうございます！ドキドキさせて頂いたのなら嬉しいです…！こちらこそありがとうございました！ (2020年1月18日 8時) (
レス) id: 7c1d559c3c (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - 美優さん» ありがとうございます！読んでいただき嬉しいです！ (2020年1月18日 8時) (レス) id: 7c1d559c3c (このIDを非表示/違反報告)
サム - めちゃくちゃ面白かったです！みんなかっこよくて優しいくてすごくいい人達でドキドキしました！それに私テテペンなのですごく嬉しかったです。こんないい作品書いてくださってありがとうございます！ (2020年1月16日 17時) (レス) id: 3d65728490 (このIDを非表示/違反報告)
美優(プロフ) - いい！めっちゃいい！！みんなカッコよすぎる。 (2020年1月16日 2時) (レス) id: ea79e11dc9 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - きききさん» こちらこそ最後まで読んでいただきありがとうございます！本当に嬉しいです！ (2020年1月15日 19時) (レス) id: 7c1d559c3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：刹那 | 作成日時：2019年11月20日 16時
