KILLER ６９ ページ19
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貴「あ、雨だ」
RM「洗濯物乾くかなぁ」
ナムジュンさんのBARの窓から外を眺める。
人気のない荒野のような場所が、
雨で段々と白く見えなくなっていく。
貴「テヒョンさんまだですかね」
RM「どうだろうね。きっとまだ仕事中だよ」
窓の縁に顎を置いて外を見ていれば、
後ろから優しく頭を撫でられる。
何となくテヒョンさんに似てて、
少しだけ顔がニンマリと綻ぶ。
RM「何か食べるかい？」
貴「ナムジュンさん料理できるんですか？」
RM「…実は苦手なんだ」
貴「じゃあ私も一緒に作りましょ！」
にっこりと頷いて優しく笑うナムジュンさん。
小さめなエプロンを渡されて、
ナムジュンさんの為に高く作られたシンクへ背伸び。
それを見たナムジュンさんは、
小さく笑って踏み台を持ってきてくれた。
恥ずかしいが、甘えてしまおう。
貴「何が食べたいですか？」
RM「んー、久しぶりにオムライスなんか良いね」
貴「じゃあオムライス作りましょ！」
よーし！
私も久しぶりのオムライスだ！
美味しく作っちゃうよん！
RM「申し訳ない…」
貴「…いえ、大丈夫です」
出来上がったオムライス。
玉ねぎはナムジュン切りという名の微塵切り。
ベーコンは切り方間違えてボロボロ。
ケチャップ加えすぎてベチョベチョ。
でもまぁ、
貴「いっぱい笑ったんで楽しかったですよ笑」
RM「…ごめんねぇ」
貴「そんなショボンてしないでくださいよ。
さっ！食べましょ？冷めちゃいます！」
RM「そうだね」
椅子に座ってスプーンを持った時だ。
V「良い匂いする！！！」
バンッ！！と思い切りドアが開いて、
大きく鼻の穴を広げながら帰ってきたテヒョンさん。
貴「テヒョンさんだ！！」
V「Aー！」
椅子からすぐに降りてテヒョンさんに抱き付く。
思い切り抱き着いたけどちゃんと受け止めてくれて
強く抱き返してくれる。
V「良い匂いするのはAの仕業かな？」
貴「ナムジュンさんとオムライス作ったの！」
V「俺のもある！？」
貴「あ、と、」
RM「…えと、」
V「嘘でしょ！？！？」
顎が外れそうなくらい落ちるテヒョンさん。
いいのよ、別に。と、しょげている。
RM「嘘嘘。冗談だよテヒョナ笑」
貴「ちゃんと作ってありますよ」
RM「一緒に食べよう」
しょげていた雰囲気がガラリと変わり、
にっこりとした笑顔に変わる。
V「うん！！」
まぁ物を見た瞬間顔は曇ったけども。
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刹那(プロフ) - サムさん» 読んでいただきありがとうございます！ドキドキさせて頂いたのなら嬉しいです…！こちらこそありがとうございました！ (2020年1月18日 8時) (
レス) id: 7c1d559c3c (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - 美優さん» ありがとうございます！読んでいただき嬉しいです！ (2020年1月18日 8時) (レス) id: 7c1d559c3c (このIDを非表示/違反報告)
サム - めちゃくちゃ面白かったです！みんなかっこよくて優しいくてすごくいい人達でドキドキしました！それに私テテペンなのですごく嬉しかったです。こんないい作品書いてくださってありがとうございます！ (2020年1月16日 17時) (レス) id: 3d65728490 (このIDを非表示/違反報告)
美優(プロフ) - いい！めっちゃいい！！みんなカッコよすぎる。 (2020年1月16日 2時) (レス) id: ea79e11dc9 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - きききさん» こちらこそ最後まで読んでいただきありがとうございます！本当に嬉しいです！ (2020年1月15日 19時) (レス) id: 7c1d559c3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：刹那 | 作成日時：2019年11月20日 16時
